252.不安の時の反応

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ハンドルネーム なここさんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。

 

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日お便りが来ていますので、読み上げたいと思います。ハンドルネーム、なここさんから来ております。第247回で、恐れで備蓄してしまうことについてのご回答ありがとうございました。不安だらけになるのをかき消したくて備蓄して、備蓄してもさらに警戒して不安な情報を探しているところにも氣づきました。

吉村先生のお話を聞いて、不安があるとき、自分の脳内で火災報知器が大音量で響き渡り、その音に恐怖を感じている自分に氣づいて、なんでこんな大げさに反応しているんだろう?って笑ってしまいました。

あの、聞いてもいいですか?不安があっても、もしかして…いいのですか?吉村先生にいいか悪いかで聞くと、良くも悪くもないっていう答えが返ってきちゃいますね。

不安になったら、では吉村先生はどんな反応をされていますか?脳内でご自身にどう声をかけていらっしゃるんでしょうか?多分、お手本があれば真似して、不安が怖いところがちょっとマシになるかもしれないので教えてください。よろしくお願いします。と、来ています。

吉村:なるほどですね。まず不安があってもいいのか悪いのかっていう話で言えば、別にあってもいいんじゃないですかってことだと思いますよ。そのね、良くも悪くもないって、もうね。

三上:先に答えが。

吉村:はい。まさにその通りっていう感じなんですけど。はい。実際、そのヒントになることは、その前のところでご自身でおっしゃってて、なんでこんな大げさな反応してるんだろうって笑ってしまいましたっていう、笑い飛ばせるぐらいになっちゃえば、不安を感じてる自分を笑い飛ばせるぐらいになってしまえば、多分不安ってだんだんなくなっていくと思うんですよ。

あと、僕ももちろんね、例えばやったことがないことにチャレンジするときとか、何かその結果がまだ確定してないから待ち続けなきゃいけないみたいなときに、ちょっと不安になることはあるんですけど、それもその状況によって、どういうふうに対処していくかみたいなことはありますよね。

例えば、その待ってるだけで、何か自分でできることが特にないみたいな状態のときは、もう氣分転換するとかね。他のことを考えるみたいな感じで、そのことを結局、なんか他にやることがなくてそのことばっかり考えてると不安になってしまうから、だったら違うこと考えて、そのことはもうとにかくちょっと保留っていうかね、待っているしかないんだったら、もうその待ってる時間を楽しくするっていうことを、考えたほうがいいかなっていうところですよね。

三上:うん。

吉村:で、なにかその、今自分が不安がある中で何かを選択するとか、決断しなきゃいけないみたいな感じになったときは、それはあれですよね、まあリスクヘッジみたいなこと、だから問題が起きたときにはこういう対処の仕方をしようっていうことは、なるべく最低限にして、全く考えないわけじゃないんですけど、何かこういうときはこうしとこうっていうのを用意しとくわけですよね。

用意しておいたら、あとはそのことを考えないで済むようになるんで、それでなるべくそのね、じゃあ上手くいくようにする確率を上げられることは何かみたいなことを考えるんですよね。だから不安の方にフォーカスすると、悪いことが起きることを想定して、それをどうなくしていくかっていう発想になるじゃないですか。

三上:はいはい。

吉村:その失敗の確率を下げることにフォーカスしちゃう。でも、それをやってると、どんどんどんどんその不安のね、不安になる材料というのは次々見つかってっちゃうんですよ。なので、なるべくその失敗する確率を下げるって発想じゃなくて、成功する確率を上げるとか、成功したときのその成果を上げるとか、そっちの方に意識を向けるっていうふうにしてますね。

三上:うん。

吉村:だから、それって結構、感情に飲み込まれていない状態になっている必要があるわけですよね。感情に飲み込まれているとそういう冷静な判断もできなくなっちゃうんで。なので、今そのまさに不安だなってときには、「あ、自分今不安って思ってるんだ。」ってことに氣づくことが最初ですよね。

感情の中にいるときって、今自分この感情を感じてるなっていう見方じゃなくて、もうなんかあれが怖い、これが怖い、こうなったらどうしようっていう状態になってるんですよ。

だから、ちょっと一回立ち止まって、自分自身を省みるというか、俯瞰してちょっと上から自分を見下ろしてみて、今の自分こうなってるなっていうことを、これもまさにジャッジせずに、そういう感情を持ってる自分は別に良くも悪くもないと。だけどこういう感情なんだなって。おそらくこれはきっとこれに反応してるんだろうみたいなところまで観察できると、結構感情っていうのは流れて消えてくる場合が多いですよ。

三上:うん。

吉村:そこでどうしても今の感情から抜けられないとか、あるいは感情の勢いが強すぎて、観察してるだけで全然なくなる氣配がないみたいな感じだと、結構大きなブロックが発動してる可能性が高いんで、その辺はクリアリングをしていったほうがいいと思うんですけど。

三上:うん。

吉村:そこはそれこそ、僕のYouTubeチャンネルで流してる流しっぱなし動画とかでも、不安に対処するためのものっていうのが、いくつか見つけられると思いますし、月曜日の配信で公開グループセッションとかもやってますんで、そういうときに相談の内容としてあげていただくとかね。そういう方法もあります。

あと、ACTを使ってる人はそれこそ俯瞰して、ジャッジしないで自分が今こういう感情になってるんだなっていうふうに、俯瞰して捉えることでACTがクリアリングを手伝ってくれるんで、結構ね、多分回復が早いとなるんじゃないかなと思うんですけど。

三上:うん。

吉村:何にしても、多分、このお便りをくださったなここさんは、ご自分で自分自身が恐怖を感じてる自分に氣づいて、それで笑えちゃったっていう経験をされてるから、そういう意味ではもう、そのときにまさに俯瞰してるっていう体験をしてるわけですよ。

この感覚が掴めてたら、あとは色んな場面でそれを試していくと、多分こういうふうに応用していけばいいんだなっていう感覚はすぐに掴めるんじゃないかなっていう氣はしますけどね。

三上:うん。私も今お話聞いて、やっぱり感情にのめり込まれてたら、やっぱり不安がだんだん増えていきますけど、先ほど吉村さんがおっしゃった成功をあげるためには?って考え、改めて「あ、そうだな。」と思いながら聞いてました。

吉村:そうですね。なんかだから意識の向け方次第っていうか、表面的に同じことをやってるように見えても、その時にどこに意識を向けてるかで実はパフォーマンスとか、その先の結果の引き寄せとかがすごく変わっちゃうんですよね。

なので、自分が不安でわーってのめ込まれてるなってなったら、まずは本当にちょっと俯瞰して、そういう状態になってる自分っていうのをジャッジしないで眺めてみて、そうするとね、結局今不安になってもしょうがないことに対して不安になってるなみたいなね。

僕もよくあるのが、今って待つしかないみたいなときって、ビジネスとかやってるとどうしても出てきちゃうわけですよね。一人でやってることだったら全部一人のペースでできるけど、何人かの人たちと協力し合って何かやってたりすると、例えば役所に何か申請出しました、返事が来るまでとにかく待つしかないとかってなったら、そのことをいくら考えてても不安になるばっかりになっちゃうから。

そうすると、そっか今ここで待つしかないっていう状態なのに不安を感じてるっていうことは、結果が出てないことに対してネガティブな、要は予測を立ててるから不安なんだみたいなところまで分かると、とりあえずこのことを考えるのやめよみたいなね。考えることをやめるのに一番うまくいく方法は、違うことを考えることなんですよ。

三上:うーん(笑)

吉村:このことを考えないようにしよう、このことを考えないようにしようって考えてると、そのことを考えちゃうわけですよね。これは、だからパンダのことだけは考えないでくださいって言われたら、もうパンダしか出てこなくなっちゃうから。

三上:出てこない(笑)

吉村:そうなんですね(笑)だから、ちょっとライオンのことを考えようってなると、ライオンの方を考えるようになるんで、このことを考えないようにっていうふうになっちゃうと、その不安のサイクルに入っちゃうんですよ。多くの不安で困ってる人たちって、多分それをやってるんだろうなって、そういうのをやってる人多いなと...

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