217. 与える事

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ギバーになれとよく聞きますが、逆に利用されて捨てられてしまわないか?ちょうど良い尽くし方、与え方はあるのか。吉村さんからお話伺いました。

 

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三上:はい、みなさんこんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント、三上恵と氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:はい、吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:さあ、今日は皆さんもよく耳にした事ありますでしょうか?「ギバー」はい。「ギバーっていうのは良いとよく言われますけども、例えば尽くすばかりの人、恋愛とかでもありますよね。利用されて捨てられるっていう気がしてしまう方もいらっしゃると思います。この丁度良い尽くし方、与え方、あるんですか?」って言う質問が来てますので、ちょっと吉村さんに伺いたいと思いますけど。

吉村:なるほどですね。はいはいはい。「ギバー」って与える人っていう事ですよね。なんて言うのかな?よく言うのが「ギブアンドテイク」っていう言葉っていうのも結構世の中に浸透してると思うんですけど、要は与えて受け取ってみたいな「ギブとテイク」をやってくみたいな、ビジネスなんかの世界ではそういう言葉で、お互いに与えて受け取ってやっていきましょうみたいな考え方ってあるんですけど。

「ギバー」って、例えば僕が以前所属してた経営者の会、BNIっていう会では「ギバーズゲイン」っていう理念があるんですけど、これは日本語に訳すと『与えるものは与えられる』っていうふうに訳されてるんですよ。

三上:素敵な言葉。

吉村:そうですね。だから見返りを期待して与える「ギブアンドテイク」のそういうのじゃなくて、「先ず自分から与える事を一生懸命やりましょうって。そうすると、巡り巡って自分が与えられるチャンスが巡って来ますよ」っていう考え方ですね。

僕、結構その考え方は素晴らしいなと思ってて、6年〜7年近くそこに在籍してて、その理念。他のメンバーに色々な人脈を紹介する事で、ビジネスのチャンスを皆さんに提供するっていう事をすると、今度、僕のサービスを必要としてる人がいたら、その人達を僕に紹介してくれる人達が現れて来るっていうところで、お互いに見込み客だったり、ビジネスパートナー候補みたいな人達を紹介し合うっていう、そういうシステムがあるんですよ。

三上: ふううん。

吉村: 本当に僕は、個人事業主とか小規模でビジネスしてる人達にとっては凄く良い仕組みだと思ってるんで、凄い僕は、もし興味ある人は本当にお薦めなんですけど、ただそこでも「ギバーになりましょう」って事しきりに言ってるわけですよね。ただ、「ギバー」になると尽くすばかりの人が利用されて捨てられちゃうんじゃないか?という考え方ですよね。これって先ず、「尽くすばかりの人が利用されて捨てられるような気がしてる」って言う、その段階で多分見返りを求めてるんですよね。

三上:あら(笑)

吉村:だから、そういう意味ではトピックに上がってるこの人が実在するとしたら、この人本当の意味では「ギバーではない部分」があるから、多分上手くいかないっていう考え方が一つあるんですよね。

三上: ふううん。

吉村: 後、「丁度良い尽くし方、与え方あるのでしょうか?」って、ここ結構実は凄い重要なポイントで、多分、与えるばっかりで上手くいかなくなってる人って、ここが丁度良くないから上手くいってないわけですよ。
じゃあ、「丁度良いって、何か?」って言うこの見極めるポイントっていうのが、やっぱり凄く大事だと思うんですね。

三上:見極めるポイント、はい、気になります。

吉村:大事なのは、要は「与える時に自分が犠牲になってないかどうか」って言う、これが凄く重要ですね。

三上:確かに無理してたりね、忙しいのに。

吉村:そうそうそう。だから「先ず自分できちっと自分の足で立って、自分の事はきちっと出来てますよ」って言う状態で、余裕があるところを使って人に与えたり尽くしたりするっていう事だったら、要はそこで見返りがなくてもこっちは痛みがないんですよ。

余裕がある部分を、「お金ちょっと余ってる分を寄付します」みたいな考え方だったら、別に自分の生活を切り詰めてまで与えてるわけじゃなくて、「全部普通に生活出来てますよ、困ってる事ありませんよ」で「余剰金が有るから、じゃあこれ寄付します」っていうのだったら別に懐は痛んでないわけじゃないですか。

三上: うんうん。

吉村: それと同じで、人を助けるとか人に尽くすっていう時も、そこで自分が犠牲になっちゃってたら、要は痛手があるし、自分は損失があるし、これが足りてない事で自分は生活がままならない状態とか苦しい状態になってるって事じゃないですか。

そうすると、「そのマイナス分を何かで埋めなきゃいけないんですよね」ってなると、見返りっていう「見返りくれよ」ってなっちゃうんですよ。
だってこれ足りてないんだもん。「あなたのことを助けた事で、僕、今日食べる物もない状態になってますよ。せめて食べるものを買える位の見返り下さいよ」って話になっちゃうんですね。

三上:なるほど、自分も満たされてないからね、そこを。

吉村:そうなんですよ。だから【自分がちゃんと満たされてるかどうか】っていうのがめちゃめちゃ重要な話で、そこがままならないのに人を助けようっていう事をするんだとしたら、「先ずは、ちょっと自分の事先にやった方が良いんじゃない?」って話になるんですよね。

三上: いやー、凄い今なんかズンって来ました。(笑)

吉村:(笑)

三上: 私もちょっとやっぱり癖があるんですよね。自分大変で寝不足なのにとか。いやー、そうですね、きっとリスナーの皆さんの中にも多いと思うんですよね。

吉村:(笑) だから先ずね、ちゃんと自分の事をきちんと優先した上で、余裕があるところで人を助けるっていう事をすれば多分そこは見返りを期待してなくても、巡り巡って助けてくれる人が出て来るんですよね。

これは実際にやってみないと分んないとこあると思うんですけど、少なくとも僕はBNIっていう経営者の会で、そういう「リファラルマーケティング」みたいな、紹介で営業したりとか、「口コミマーケティング」って言われているような個人間でお互いを紹介し合うっていうマーケティング手法でビジネスをやって来て、実際にそれで上手くいったっていう経験があるから、周りの人達を見てても、やっぱりそこで見返りを期待するんじゃなく、その「ギブ」が出来てる人達って言うのは成功してるので、その為には「自分の事はきちんと自分出来てる」っていうそれが大前提なんですよね。

だから、先ず自分の事はちゃんとやりつつの、その上での余裕があるところで人を助けようっていう事をやってると、多分、『ちゃんと、そこで変な見返りを期待してあげる』みたいな感じにならなくなると思うんですね、余裕があれば。そうすると、多分直ぐに結果出なくても、やってるうちにいつか結果が返って来るようになるんですよ。

三上:今メモしながら私収録してるんですけど、皆さん(笑)先ずは自分を第一に、そうですよね〜そうじゃないと気が付いたら疲れて見返り、(なんでこんな頑張ってるのに空回りしてる自分がいるな)っていうのを思い浮かべながら今、はい。(笑)

吉村:(笑)

三上: 私みたいな人、多いんじゃないかな?どうなんだろう。吉村さんのお話を聴きながら私が学んでますけど、リスナーの皆さんの中にも、こういった気付きとか学びがある回になって欲しいなって今日思ってます。

吉村:普通に自分が出したものに対して、直接的に見返りが返って来るっていう事も実際にあるわけですよ。買い物をしたとかって、出したお金と購入した商品とって基本的には等価交換してるだけみたいな感じになるじゃないですか。

三上: はいはい。

吉村: だから別にその中で、先ずは自分の事はきちっと自分で満たされてる状態を作るっていう、それは別に、例えば経済的に決して裕福な状態じゃなかったとしても、先ず自分が自分のやってる事に生き甲斐とかやり甲斐を感じてるかとかね、自分がワクワクしてる状態になれば、多少経済的にそこまで余裕がなくても、先ずはやってること自体がワクワクするからやり続けられるという状態になるんですよね。

そうすると直ぐに見返りがなくても、先ずはやってて楽しいっていう状態になるし、その時にやっぱりちゃんと自分が何か人に貢献する事で、それを受け取った価値を受け取った人が感謝してくれるような、そういう『形を作る』ことが言ってみたら商品とかサービスを開発するっていう事になると思うんですよね。

三上: ふううん。

吉村: その時に感謝に値段を付ければ良いわけですよ、料金表で。僕が「じゃあこの1時間、あなたひとりの為に1時間使ってとことんクリアリングします。だったらその料金はこの金額です」っていうのを僕はそのホームページにちゃんと料金表を出しているんで、こ...

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