198.過去の苦しみかなしみ

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ハンドルネーム act初心者さんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。

 

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三上: 皆さんこんにちは。こころメンテナンス.。本日もアシスタント三上恵と氣功ヒーラーの

吉村: 吉村竜児です。

三上: はい。吉村さん本日もよろしくお願いします。

吉村: よろしくお願いします。

三上: はい。さあ今日もね、メッセージ取り上げてお話進めていきます。ハンドルネームACT初心者さんから来ています。ネーミングも何かそのままいい感じ。じゃ読みますね。

三上: 吉村さん、先月からACTを入れさせていただきました。

吉村: はい。

三上: 私はYouTubeでの大変そうな相談者の方々と比べると恵まれている人間で、悩みも職場などの人間関係ぐらいなもので、それも感情の動き・違和感などを内観し、ACTにクリアリングの指示を出すという素晴らしいシステムに助けられ、今までの人生で最も安定し、感謝・幸福感が自然に湧いてきている状態になりとても順調なスタートでした。

吉村: うんうんうん。

三上: ところが、半月ほど経って忘れていた40年前の失恋がいきなりクローズアップされてきたのです。20歳の頃当時お付き合いしていた、ゆくゆく結婚するつもりだった女性に一方的に別れを切り出され、しばらくして他の男性と結婚されてしまったのですが、これは未だにこれほど悲しくつらいことはない、受け入れがたい人生最大のショックで私は死んだようになってしまいました。

これは、吉村さんのお話を聞いてきて思ったのですが、絶望した私はあまりにつらく悲しく苦しいため、人格を分離・分裂して、それを潜在意識の中の箱に入れて蓋をして、隠蔽・抑圧することによって、苦しみを少なくして何とか生活してきたのだと思います。

吉村: なるほどですね。

三上: はい。そして今回ACTの力を借りて、その分裂した人格との再統合を試み、それに成功したと思うのですが、するといきなり過去の追体験というか、過去の時間の精神状態になってしまい、記憶が次々に蘇ってきて、強烈な胸の痛み、苦しみ、悲しみ、焦燥感などがとめどなく襲ってきたのです。

三上: 私はかなり戸惑いましたが、60歳にもなってワンワン泣いて発散し、自分を慰めて10日ほど経ちましたが、なかなか治らず、この路線でいいのか不安になってきました。

吉村: うんうんうん。

三上: それと実は私の胸に大きな傷跡があり、初めは小さかったのですが、今では胸の中に広がっていることが暗示的に思えてきました。なんだかあまりにつらく苦しいため、つらさを分割払いにした結果、利子がついてきてしまったみたいです。そして、ちょうどときを同じくして、母親にすい臓がんが見つかったりして、かなり揺さぶられています。アドバイスありましたらよろしくお願いいたします。と来ております。

吉村: なるほどですね。確かにねなんかすごく何か大きなショックを受けるようなことがあって、そのときにはそれと向き合ってね何か克服することができないから、もう仕方ないんでそういう自分を今の自分から切り離して潜在意識の奥の方に閉じ込めちゃって、向き合わないで済むようにするっていうことをやるっていうことは、よく起きることなんですよ。

特にその幼少期にすごいつらい思いをされた方とかは、結構そういうことやってることが多いんですね。
確かにそのときはそれと向き合わないで済むわけですけど、切り離したその人格っていうのはそこで消えてなくなってはいないんで、潜在意識の中でずっと生き続けてる状態になっちゃうから、そこで潜在意識の中でずっとそういうつらい苦しい許せないみたいな反応し続けているわけですよね。

そうするとそれによって出てくるネガティブなエネルギーっていうのは、どんどん潜在意識の中に溜まってっちゃって、しまいにはそれが溢れ出てきちゃうから、そういう意味では今の顕在意識では心当たりがない、もう忘れちゃってるのに、なぜかなんていうのかな特定の場面でその足を引っ張られるようなことが起きてしまうとか、よくわからないけどモヤモヤした気持ちがずっと続くようになってしまうみたいなことが起きてしまうんで、

そこはその隠してたものっていうのを明らかにして、分裂したその自己を統合していくっていうことが解決に向かうまずその第一歩であることは確かなんですけど、ただそのときにそういう結局隠してたその悲しみとか怒りとか恨みとかネガティブな感情というのが、言ってみたら表に出てきちゃうことになるわけですよね。

それで今ちょっとつらい状態になってしまってるってことなんだと思うんですけど、ただねそれって20歳の頃にはちょっとこうね、対応できなかったとしても、多分今の年齢になって、それに対応することが可能な状態になったから、そこの隠してた箱の蓋を開けることができたっていうことでもあるわけですよ。

なので、ちょっと今、あの非常につらい状態なんでしょうけど、まずはねそういうつらい状態の自分自身がいるっていうことを認めて、その自分をまずなんか、なんていうのかな受け入れる、OK出すっていうことをする必要があるんですよね。

だから多分ね、今ってその状態の自分自身を受け入れ難い、これは自分にとって悪い状態だっていうふうに捉えて、こういう苦しんでいる自分じゃ駄目だっていうような前提で、多分今何とかしようとされてるんだと思うんですけど。

今、まず苦しんでる自分自身がいるなとそのこと自体には別に良くも悪くもなくて、そのことに関してまず苦しんでる自分がいるっていうことを受け入れる。で、そうすると何かまた苦しんでる理由みたいなところが、多分だんだん見えてくると思うんですよね。おそらくはねなんか彼女のことが許せないとかっていうのがもし出てきたら、彼女のことを許せてない自分がいるんだなっていうところをまた受け入れてくみたいなことですよね。

ACTのオーダーの仕方の話にもちょっと入ってきちゃうんですけど、これってACT使われてない方でも、まずはね、現状を受け入れるっていうことから始めてくっていうのは、ACT使われてない方にも有効な方法なんで、ね、なんかちょっとまずそういうところでこのACT初心者さんはね、ACT使われてるんで、そこをまずこの状態の自分っていうのを受け入れる。

それで何に反応することでこの状態になってるのかっていうところをまたちょっと内観してみて、それをまた1個1個を分解してね、対応しいてくってことがいいんじゃないかなと思いますね。

多分ねそういう状態になった、言ってみたらそれを一方的に別れを切り出された自分自身が許せてないとか、彼女のことが許せてないとか、あとは他のねなんか男性と結婚されてしまったっていうことで、その自分からその彼女を奪ったその男性のことを許せてないとか、そういうのがいろいろあると思うんですよ。

なのでね、まずはその辺の許せてない自分がいるんだなっていうところを許していくっていうところから始めていくといいですね。だから、そのことを許そうとかその彼らを許そうとすると苦しいんだけど、これを許せてない自分っていうのがまずいますよと。

だけど許せてない自分のことをまず許すってね。許せてないんだ、しょうがないよねみたいな。別に良くも悪くもないけど、こういうことがあって許せなくなっちゃったんだね。仕方ないよねみたいなところで、その自分を許せるとその次の段階で何かねそのときの状況を許そうとか、彼らのことも許せるんじゃないかとかっていうふうに進んでいけるんで、今抵抗してる自分っていうのをまずちょっとね、今抵抗してる自分がいるな。その自分から許してこうみたいなところからやってくといいですよね。

三上: そうですね。そのまず状況を受け入れる。確認するっていうことですね。

吉村: そうですね。だからお母様のことに関してもちょっとそのねやっぱりどうしてもクリアリングって医療行為ではないんで、お母様のがんそのものにねアプローチしてくっていうことは、なかなかすぐできることではないと思うんで、まずはそのことで動揺してる自分自身であったりとか、

またお母様にACTインストールされてるとしたらそのこのことで、お母様がどういう状態になってるのかっていう心の部分にちょっとフォーカスして、今こうなってるお母さんがいるなみたいなところで、とにかくまず心穏やかにしていくっていうことを、この現状があっても心穏やかにしていくためにはどうしていったらいいかっていうアプローチで考えると、

多分何かこの現状を受け入れられてないとか、この現状を許せてないとかそういうのがいろいろと見つかると思うんで。その辺からねまずはアプローチしてくと、まずは現状この状態でも心は穏やかにっていうところに持っていけるんじゃないかなと。多分そうなると、そこから今できることってこういうことかなみたいなね、次の何か行動としてできることっていうのも出てくると思うんでね。

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