248.娘に対しての言葉

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ハンドルネーム 猫ルンパさんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。

 

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:お便りをご紹介していきたいと思います。ハンドルネーム、ネコルンパさんから来ております。

吉村:はい。

三上:吉村先生、三上さん、いつもニュートラルな捉え方を学ぶ時間をありがとうございます。早速ですが、吉村先生だったら、次のような会話の時、例えばどんなセリフを思いつきますか?母親役でお願いします。
まず、娘さんのセリフです。「あの先生、めっちゃムカつく。先生も成長途中とか言うくせに、こっちを否定してくるのって何なの?」

そして、お母様のセリフです。「バカだからしかたないよ、いやだったね~」私はいつも娘に危害を加えた相手を反射的にディスるというパターンがあって、それを娘の前で言ってしまって、いい加減これダメだろうって思うのですが、他のセリフが全く思いつかず、何かヒントが欲しいです。ニュートラルなセリフを、もしよかったら教えていただけますでしょうか。

吉村:なるほどですね。

三上:ちなみに娘に人間関係とセルフイメージのACTを入れていて、「先生にマウントしているこの子がいるな」とオーダーしたら、10分ほどで落ち着きを取り戻し、「眠い~お風呂に入って寝る」とか言ってました。すぐ機嫌が治るのが最近はもう当たり前になっていましたが、改めてACTに感謝です。ACTを考案してくださって、エネルギーを届けてくださってありがとうございます、とお便り来ています。

吉村:ああ、なるほどです。ああ、はい、とても嬉しいフィードバックありがとうございます。この、あれですね(笑)娘さんが「先生めっちゃムカつくと、先生も成長途中とか言うくせに、こっちを否定してくるのって何なの?」と(笑)言った時に何と答えるかという話ですよね。

これはニュートラルなセリフかどうかというと、ちょっと厳密に、完全にニュートラルかというとまたちょっとわからないんですけど、僕だったらこういうふうに対応したらいいんじゃないかなと思うことをお伝えしてみますね。僕が自分の娘がそう言った時に、ちゃんとそのとおりできているかというと、必ずしもそうではないところもあるので。

まずこれはあれですよね、娘さんがそう思っているってことを受け取ってあげるのがいいと思いますよ。だから先生がどうかっていう話じゃなくて。あなたはそう思ってるのねっていうこと。ああそうなんだ。先生のことがムカついてるんだね、みたいな。

三上:じゃあちょっと再現してみましょうか、せっかくなので。

吉村:(笑)

三上:わかりやすく。吉村さんからどう答えるのか再現してみましょうか。(笑)
じゃあ行きますよ、私娘役で行きますよ。じゃあ行きますよ、吉村さん。いいですか?
「あの先生めっちゃムカつく。先生も成長途中とか言うくせに、こっちを否定してくるって何なの?」

吉村:「ああ、そうなんだ、ムカついてるんだね。ふ~ん、なに?どういうふうに否定されたの?」

三上:というわけですね。

吉村:そんな感じですね。

三上:なるほど。まずは娘さんに否定した理由を聞くと。

吉村:その前に、「あなたはそれに対して不快に思ってるのね」っていうことを受け取ってあげるっていうのが結構重要かなと思うんですよね。だからまずはそこにジャッジを入れない。ニュートラルのポイントとしてはそこですよね。その先生に対するジャッジが正しいか間違ってるかとかは一旦さておき、あなたはそう感じてるんだねって。あなたがそう感じてるってことをまず受け取りましたよっていうところから始めると、その後何に彼女が反応してるんだろうかっていうところ。

三上:感情について今こう思ったのねっていうことを言うってことですね。

吉村:そうですね。こう思ったのねって。その後にじゃあどこに反応したんだろうっていうことを、一緒に見ていくと、そうするとまた、そのことが嫌だったんだとかっていうように、それが正しいか間違ってるかではなく「あなたはそれが嫌だったのね」みたいな感じでまた受け取っていくっていうことですよね。

三上:一緒になってそういうふうに言うんじゃなくて、まずは彼女の立場についてこういう思いだったのねっていうことからさせるっていうことですね。私も保護者的に勉強しなきゃと思っています。

吉村:そこでちょっと気持ちが落ち着いてきたら、実際に反応してるポイントっていうのに何かもしかしたら、彼女の決めつけとかあるべきみたいなのが隠れてるのが見えてくれば、「もしかしたら先生はここがわかってなかったのかもしれないね」とか、あるいは「先生はこういうつもりで言ったのかもしれないね」とか、そうすると彼女がニュートラルにその事実を見る、後押しができるんじゃないかと思うんですよね。

三上:なるほどですね。

吉村:だから感情っていうのは何かジャッジに対して、これが良くないっていうレッテル貼りをすると、それに対してネガティブな感情、怒りであったり嫌悪だったりとかが出てくるわけですよね。これは自分がしているジャッジに対しての反応が出るわけですね。

で、だからここで自分がこういうジャッジをしてるんだなって気がついたら、そのジャッジしなくてもいいかもしれないっていうところで、意識的にそのジャッジを手放すことができれば、そこでその反応も起きなくなるわけですよ。

三上:うん。

吉村:もちろん無意識レベルのすごい深いところで起きてるジャッジとかだと、それを自分で意識で捉えるのは難しい場合もあるんで、そういう場合はクリアリングした方が早いってことになることもあると思うんですけど、でも基本的にはネガティブな感情っていうのは、そういうジャッジによって起きてるわけですよね。

もちろん身の危険がある場合に危険信号として出るってこともあるんですけど、先生とのやり取りで命に関わることとかってそうそうないわけですよ。(笑)ってなると多分何かしらジャッジが起きてるっていう可能性の方が高いですよね。それはもしかしたら先生の方が持ってるジャッジが問題の場合ももちろんあるし、娘さんが持ってるジャッジが問題の場合もあるしその両方ってあるという場合が多いと思うんですけどね。

三上:うん。なるほどね。

吉村:少なくとも人もジャッジすることがあるっていうことが分かってれば、「あ、この人こういうジャッジしてるんだな」っていう捉え方ができると、相手の感情に飲み込まれて売り言葉に買い言葉みたいな感じで、喧嘩になる可能性は下げられるわけですよね。相手がもし感情的になってたとしても、「ああ感情的になってるな、この人」みたいな感じで捉えられれば、お互いにわーってならないで済むわけですよね。

三上:ジャッジって前回の回でもお話出てましたけど、ジャッジしないって気がついたらしちゃってますけど、改めてジャッジしないって大切ですね。

吉村:そうですね。だいたい本当に命の危険があることってそんなにないはずなんですよ。少なくとも日本の社会の中で人間関係の中で、そんなにこの人を怒らせたら消されるかもしれないみたいな関係性ってないじゃないですか。一部の業界ではそれはありますけど。その業界にいる人はちょっと残念でしたと言うしかないんですけど、僕らはそんなところにいないから、基本的には恐れの中で生きる必要がないんですよね。

三上:確かにそうですよね、基本はね。知らず知らずにジャッジしてるっていうことですけど。そうですね。でも確かに自分に余裕があると、この人ジャッジしてるなって受け入れやすくもなりますもんね。

吉村:そういうことですね。

三上:あとね、ACTのお礼も来てますね。なんか嬉しい件も来てましたね。

吉村:はい。これは本当に嬉しいことですね。僕が本当にこういうふうになってくれたらいいなって思って、これを作って、ACT作ってきた、まさにその通りになってる例がここにあるんだなっていうのはとても嬉しく思いますね。

三上:こういった猫ルンバさんみたいに質問とかご意見とか、どしどし送っていただけたらなと思います。実際に今日は吉村さんにどう答えますかっていうふうに再現もしていただきましたが、猫ルンバさん、届きましたでしょうか。その後のご感想もお待ちしております。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

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