229.進学について

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匿名さんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。

 

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、いつもアシスタント、三上恵と氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日は匿名でお便りが来ていますので、読み上げたいと思います。

吉村:はい。

三上:18歳の女性です。親は、私が3歳の時に離婚して、母親に育ててもらいました。本当は大学に行きたいと思っていますが、家計が苦しいので、諦めて就職しようかと思っています。でも、本当にこれでいいのか、とモヤモヤするのですが、どうしたらいいでしょうか。

吉村:なるほどですね。うーん、あれですよね、なんかこう、モヤモヤしてる状態っていうところが問題なのかなと思うんですけど、大学に行くか行かないかっていうところで言うと、多分正直どっちでもいいと思うんですよね。っていうのが、もしこの方が本当にやりたい勉強があって、そこの大学に行かないとそれができないとかっていうことだったとしたら、多分経済的に難しいっていう状況があったとしても、何かしら方法を見つけて、そこに行くための立ち回りというか努力をされるんじゃないかと思うんですよ。

だからこの段階でモヤモヤしてるっていうふうに書かれてるっていうことは、そんなにそこまでこの大学でこの勉強がしたいんだっていう感じではないんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。なので、そうなってくると、じゃあなんでモヤモヤするかって言ったら、多分大学ぐらい行っといた方がいいんじゃないかみたいな、軽い感じでね、なんとなくみんなが行くからとか、そういうようなところで大学を捉えてるんじゃないかなと思うんですよね。

とはいえね、昔は違ってたんでしょうけど、今とかって別に大学に行ったからってそんなにいい就職口があって、将来安泰とかっていうわけでもないんで、よっぽどすごい専門分野を極めたいとかっていうのでもなければ、別に大学に行ったからって将来の年収がそんなにすごく変わるとかっていう話とかあるのかなって、実際のところ今って就職したからって、結局いつまでその会社で勤めてられるかもはっきりわかってないような状態だと、この大学に行けば年収、生涯年収これぐらいとかっていう計算が成り立たないわけじゃないですか。

三上:うんうん、ですね。

吉村:だからそういう意味ではあんまりそこまでがっつりどうしてもここでこの勉強をしたくて、この分野に進んで専門性極めていきたいんだとかっていうのでない限りは、別にどうでもいい適当な大学に入るっていうメリットは果たしてあるのだろうか、っていったらあんまりないんじゃないかなと僕は感じてますよね。

三上:私も実は大学行ってなくて高卒なんですけど、すごいわかる部分もあるなって思うのが、私も当時自分自身がいなかったのでふわふわしてたんですね。この今の話を聞くと、もちろんみんなが大学に行ってるから、大学行くのが当たり前みたいなイメージが勝手についてたりとかあるのかな。彼女なのかわかんないですけど、あったりもするのかなっていうふうに思うんですけど。

でもやっぱりやりたいことが見つかったら、おっしゃってましたけど資格がないといけないとか、大学卒業の資格がないといけないって言ったほうがいいと思いますし、そうじゃなければ、私はもうその後就職して、自分探しの旅に出て、今に至るんですけど、そういった考え方も一つあるのかなっていうふうに私自身も思いますね。

吉村:そうですね。僕自身は立派な志があったとかでも全然なく、いろいろと状況に流されて計らずして大卒にはなったんですけど、実際に自分で会社とかやり始めて経営者の会とかに参加するようになったら、本当にすごく立派な社長さんで、めちゃめちゃ年商でお金を動かしてるような人たちの中には普通に中卒なんだけど社長をやってますって人たちとかもいるんですよね。

だから高卒とかも結構ざらにいて、その中には中卒ですごいお金稼いでるとかって人もいるから、そうなると別に本当にやりたいことをやるのに学歴ってそこまで重要じゃないかもしれないなっていうふうにも思うようになって、実際、僕もアメリカの大学卒業してはいるけど、じゃあアメリカの大学の卒業資格が必要な仕事をしてるかって言ったら全然してないんですよね。

だから、実際そこで学んだことや経験したことっていうのは今にも生きてはいるんで、そういう状況の巡り合わせが良くて行かせてもらえたっていうことはすごくありがたいことだとは思ってるんですけど、でも、もし違う道を通ってたとしても、本当に自分に向いてることが使ったら、多分その時の経験を使って色々をやってるんじゃないかと思うんですよね。

だからどちらかというと、どんな道を通ったとしても最終的に自分が通ってきた道で培ってきたものをその後の人生にどう活かしていくか、それで最終的に自分が満足できる人生にしていくことができるかっていう、そっちの方が重要だと思うんで。今の時点でモヤモヤしてるんだとしたら、まずはそこをね、モヤモヤをなくすにはどっちか決めるってことができれば別にモヤモヤしなくなると思うんですよね。

三上:そうですね。たしかに。

吉村:大学に行くにしても就職するにしても、どっちを選んでもいいはと思うんですよ。もちろんいろんな状況を鑑みて、どっちのほうがより効果的かとか、自分が本当に行きたいライフスタイルに向かうにはどのルートが効率的だろうかとか、っていうことは考えられると思うんですけど、でも多分現時点でモヤモヤしてるっていうことは、将来こうなりたいみたいなことも、まだそんなに明確じゃないと思うんで、だとしたら別に、例えば就職したらもうその先に二度と大学入れないかっていったらそんなこともなくて。

三上:そうですね。

吉村:また就職して働いてる間にどうしてもやりたい勉強とか出てきたら、その段階で大学入ってもいいわけだし、実際大学に入らないとできない仕事って、まあなんかちょっと結構そういう資格が必要なものとかね、アカデミックな研究者になりたいとかそうなると大学必要になると思うんですけど、そういうわけでもないなら結構、例えば本当に自分で事業を始めるとかってなったら、本当に資格とか別になくていいし、後から取るんだって全然いいと思うんですよね。

三上:そうですね。だからやっぱり、いろんな経験しながら後で見つけるのもいいですけど、ある程度の自分の目標というか、ってやるとまたいきやすいですよね。

吉村:そうですね。そこが本当に自分こうなりたいっていうのがあるんなら、それに向かって邁進していったらいいと思うし、そこまではっきりしてないんだったら、それを見つけるための努力をした方がいいんじゃないかなっていう氣はしますよね。

三上:そうですね。でも私も思ったんですよね。今もうレポーター8年目になるんですけど、その前まではやっぱ大学も行ってないからすっごい国語苦手なんですよ。(笑)苦手なんですけど、どうにかできてる。好きだからできてるし、やってると楽しいって今に至るので、それまでにはね、いろんなもう仕事10個以上しましたけど、でも今ようやくたどり着いてるので、本当にきっとやりたいっていうのが見つかったら、さらにね、もし学校でも入ってやりたいって見つかったら楽しいでしょうし、就職して、それからもし大学行きたいってなったらね、行ってまたさらに夢に向かって頑張れると思うので、まずそこのモヤモヤから解消していただければね、って思いますね。

吉村:そうですね。大学って別にこだわることないんじゃないかなって本当に思いますよね。よっぽどだから、大学に行かなきゃできないことをやりたいっていうのは、はっきりあるならいくメリットはあると思うんですけど、いわゆるちょっとどうでもいい、大学入りましたとか、出てますっていう、それのためだけの大学みたいなのが日本にはたくさんあるらしいんで、そういうところに行って一応大卒ですって名乗ることにどのぐらいの自分の人生にプラスがあるのかってちょっと僕にはよくわからないですよね。

三上:そうですね、私もそうだと思います。匿名さんからいただいたメッセージを読み上げましたけども、これ聞いてる方で進路とかで迷っている方もいらっしゃると思いますので、今一度ちょっと自分に問いかけてみていただきたいなと思います。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

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