218.才能がないのに努力は必要か?

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はじめの段階である程度才能がわかってしまう、才能がないのに努力するのが無駄だと思ってしまいます。どうすれば努力できる自分になれるでしょうか。そんな質問に吉村さんに答えて頂きました。

 

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三上:はい、皆さんいかがお過ごしでしょうか。こころメンテナンス、本日もアシスタント、三上恵と氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:はい、吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい、さあ今日はですね、『努力が苦手な方』からちょっとメッセージが来てるんですけど、「最初にやった段階である程度才能が分かってしまう。努力をして、やった段階である程度、自分に才能があるのか?ないのか?分かってしまうので、例えば才能がないのに努力するのが無駄だと思ってしまいます。どうすれば努力出来る自分になれますでしょうか?」という質問が来ております。

吉村:なるほどね。はい、なんか凄い興味深い内容というか、この方は「才能がないのに努力を出来る自分になりたい!」

三上: なりたい!

吉村: と言う事なんでしょうか?っていう話ですよね。それはね、むしろ止めた方が良いじゃないかと。

三上:(笑)

吉村: (笑)そうですね。だからそれよりは、自分に才能が有る事を探した方が良いんですよ。で、自分に向いてる事をちゃんと見つけられたら、恐らくは、やってる事自体が楽しかったりワクワクしたりするから、傍から見てる人からしたら(この人凄い努力してるな)って見えるような事を、あまり努力と感じずにやれると思うんですね。

三上:うーん、才能があれば。

吉村:そうそうそうそう。

三上:なるほど。

吉村:だから、それは別にその才能って多分色々な分野で、人によってどこに才能が有るかなんて全然違うから、それはね、自分で色々な事をチャレンジしてみて探していくしかないと思うんですけど、でもそういう意味では、ちょっとやったらそれで才能があるかどうかが分かっちゃうっていう事は、それ結構凄い才能じゃないですか。

三上:それも才能ですよね。そうそう。気付かないから頑張ってるけど「あれ?」ってなりますもんね。

吉村:そうそうそうそう。だからそういう意味では「そこに気付けるっていう才能」があるなら、それを生かした事をするっていうのも一つの手ですよね。だから、人を指導するような立場の人だったら多分「その才能を見抜けるかどうか?」っていうところ。

三上:うんうんうん。

吉村:例えば、スポーツとか、楽器みたいな世界だと、トッププレイヤーみたいな人達が世の中にいるわけじゃないですか。

三上:はい。

吉村:だけど、トッププレイヤーみたいな人達が「良い先生になれるか?」とか「良いコーチになれるか?」「いい指導者になれるか?」って言ったら、必ずしもそうでもないんですよね。

三上:うん、そうですね。

吉村:うん。だから、人を指導するっていうのも結構「指導する才能があるかどうか?」っていうところで結構分かれると思うんですよ。プレイヤーとしての才能があっても指導する才能がない人は、多分指導しない方がいいんですよね。

三上:うーん。

吉村:その「才能が見抜けるっていう才能」をもしこの方がお持ちだとしたら、もしかしたら指導者に向いてるのかも知れないんですよね。

三上:うーん。「そこに気付ける」ってね、「皆んな気付けなくて」悩んでますもんね。

吉村:そうですよね。

三上:うーん。なるほど。

吉村:後、どういうところで「その才能があるかどうか?」ってこの人が判断してるのかっていうのにもよるとは思うんですけど、なんていうのかな、例えばちょっと手前味噌で僕の話になってしまうんですけど、僕、以前役者をやってて、インプロっていう即興劇結構力入れて長年やってたんですよ。で、それなりに周りの人達からの評価は高かったんですね。

三上:はい。

吉村:だからそういう意味では、才能がある人に見えてたと思うんですよ。

三上:評価が勿論ね、高かったらね、ですよね。

吉村:それなりに楽しみながらやってはいたんですけど、じゃあ、今僕がやってる活動ですよね、『エネルギーワークで人の心を癒す』とか『人の能力を上げるお手伝いを、氣とかエネルギーを通してやってく』っていうこれと比べて、僕の中でのやり甲斐であったりとかね、充実感みたいなものっていうのを比べたら、もう今やってる事の方が、役者とかインプロやってた時の比じゃないんですよね。

もうなんて言うのかな「本当に水を得た魚みたいな感じ」かも知れないですよ。本当にやってる事自体に、僕はいつも日々ワクワクしながらやってるし、他の競争相手がいないような分野を自分で確立してやってるみたいなところがあるんですよね。

三上: うん。

吉村: だからそこって、役者とかインプロっていうような世界だと、周りに同じ事やってる人達も色々いる中での活動なんで、そういう意味では、人と比べてちょっと突出しないと目立たないとか評価を受けられないみたいな事があったり、芸能の世界だから、要は技術があるかどうかって事だけじゃなくて、ファンの人が僕の事を好きになってくれるかどうか?っていうところが凄く大きいわけですよ。

三上:うん、そうですね。

吉村:そうすると、人としての魅力とかっていう話にもなってくるでしょうし、そこらへんが総合的に見たら、僕は向いてなかったんじゃないかな?というふうに思うんですよね。それはやっぱり技術云々んじゃなくて、「華がある」とか「魅力がある」って言う人達っていうのはやっぱり凄く売れてるわけですよ。

その人達は技術が必要ないかって言ったら そんなことはないんですけど、ただ人気があっていっぱい現場をこなしてる人達っていうのは、それをやってるうちに技術とかって勝手にどんどん向上していくんですよね。

三上:ううん。才能があるわけですね。

吉村:そういう事なんですよ。だから、そこって僕は凄く頑張って努力してたんですけど、結局、そういう大きな舞台とかに恵まれなくて、自分で小さな小劇場であったりとかストリートパフォーマンスだったりとかっていうので場数を踏んでくって事はやってたわけですけど、即興だけじゃなくて役者って大きな括りで言ったら、それこそ「定期的に映画とかテレビのドラマの仕事をこなしてます」とか「商業演技を定期的にずっとやってます」って人達は、それで食べていけてるわけじゃないですか。

僕の場合は、いくら頑張ってストリートで頑張ったりとかしてても、アルバイトしないと生活出来ないからアルバイトの時間っていうのを取らなきゃいけなくて、その空いた時間で表現活動をしてっていう中で、実際に表現する中でギャラを頂いて生活出来てる人達と比べると、どんどん差が開いていっちゃうわけですよね。

だから、やっぱり凄いいつも必死だったんですよ。凄い頑張って、だから(自分が努力してるぞ)っていう自覚を持ってやってたわけですよね。

三上:はい、頑張ってるぞと。

吉村:「頑張ってるぞ」って、そうそうそう。だけど今って別に僕そんなに「頑張ってるぞ」とか「努力してるぞ」って思ってやってないんですよ。だけど結構な時間を自分が本当に楽しいと思ってるこの研究に費やしてるし、かなり多くの人達に感謝して頂いてる、僕が提供したこのエネルギーワークで「人生が凄く良くなりました」とか「日頃、気持ちが凄く楽になって幸せ度が上がりました」とかって言うお声を沢山頂けてるわけですよね。

僕そんなに『頑張ってる』っていう実感はない、自覚はないんだけど、だけど凄く結果がついてきてるわけですよ。だから恐らく【これが僕の才能のある分野】であって、そういう演劇とか即興劇での表現活動っていうのは、僕の才能がある分野ではなかったっていう事、これが結論じゃないかなっていうふうに僕は思ってるんですよね。

三上:なるほどね。そうですか〜そうですよね。色々自分と比べながら私もやってましたけど。そっか、才能があれば自然と気が付いたら結果が出てると。

吉村:そうですね、だから『頑張ってる』っていう感覚はそんなにないんですけど、でも多分日頃、例えば僕のコミュニティの中で一緒に活動されてる方達は、僕のことを見て、(凄い研究熱心で努力してるんだろうな)って多分見てくれてるんじゃないかとは思いますよ。ただ僕は全然努力と思ってやってないっていう話なんですけど。

三上:それもきっと好きな事だし、ワクワクしながらやってるからこそなんでしね。

吉村:そうなんですよ。淡々とやってるんだけど、ちゃんとそれが成果とか結果に繋がってるっていう事なんで、なので、「才能がないっていう事がもし明らかなのに、その事に関して努力が出来る自分になる必要があるか?」と言ったら「ない」と僕は思いますね。

それよりも、むしろ人から見て凄い努力だって思われるような事を平然とやれるような分野を探した方が良いって事...

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