247.ニュートラルなものの見方

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ハンドルネーム なここさんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。

 

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:お便りが来ておりますので、読み上げたいと思います。

吉村:はい。

三上:なここさんですね。きております。

吉村:はい。

三上:「吉村先生、三上さん、いつもホッとするお話をありがとうございます。早速質問ですが、世界平和と犯罪や災害についてどうお考えですか。悪いことが起きることを想定して、不安をもとに防犯や備蓄をしたら、かえって悪いことが起きそうな氣もします。かといって、恐れのエネルギーを恐れて何も考えず思考停止するのも違うと思いますし、世界平和が実現していくプロセスで万が一に備えておくときニュートラルなものの見方のヒントがあれば、シェアをお願いしたいです。どうぞよろしくお願いします。」と来ております。

吉村:なるほどですね。これはなかなか素晴らしい質問だと思います。

三上:はい。

吉村:まず一つの方向性としては、なここさんがすでに質問の中でおっしゃっていることがすごく重要なポイントで、「恐れのエネルギーを恐れて」っていう表現を使われているんですけど、これ結構重要なポイントで、恐れることを恐れてしまうとか、恐れている状態とか恐れのエネルギー自体を恐れてしまうとなると、恐れが入れ子状に重なっていくわけですよね。

三上:うーん。さらに恐れてる。

吉村:そういうことを恐れて恐れてってなっちゃうから、だからまず恐れ自体のこともそんなに恐れないほうがいいわけなんですよ。ちょっと禅問答みたいになっちゃうんですけど。これどういうことかっていうと、恐れのエネルギー自体が悪いわけではないんですね。

いいか悪いかっていうふうに判断をすると、これがジャッジなわけですよね。これはいい、こっちは悪い、だから悪い方はけしからんと、排除しなければならないみたいな感じになると、これがジャッジなんですよ。恐れの感情とか恐れてるっていう状態、恐れそのものに対してこれは悪いものっていうレッテル貼りをするから、だから恐れに対してまた次の新たな恐れが生まれちゃうんですね。

だからまず恐れとジャッジっていうのは、ワンセットなものだと思ってもらえたらいいかなと思うんですよね。言ってみたら、ジャッジをするからジャッジをして悪いっていうふうにレッテルを貼った対象に対する恐れが出ちゃうわけですね。

あと恐れてる時の感情って恐怖であったり不安であったりっていうこの感情も不快な感情なわけですよ、僕たちにとっては。だからこれ不快であることは悪いことっていうジャッジが起きちゃうから、だからこれは良くないけしからんとか排除しなければいけないとかっていう、また次のいろんな新たなジャッジや恐れに発展してっちゃうんですね。

三上:うん。なるほど。

吉村:でも、恐れの感情自体は実は悪いものではなくて、僕たち肉体を持った人間という生き物としてこの世界で生きてますよね。僕たちの本質は魂で不滅の存在なんですけど、この肉体っていうものは有限なわけですよ。そうすると怪我したら痛いし、障害を負っちゃってその残りの人生がすごく制限を負うことになる可能性もあるし、下手したら死んじゃうかもしれないわけですよね。

それはこの肉体が有限であるから起きることであって、肉体を持ってない魂の意識体とかエネルギー体の状態だったら、まずこの肉体が傷つくようなことで傷つくことはないわけですよ。

三上:うん。

吉村:魂自体は不滅なんで死ぬことがないから何も恐れてないんですね。だから元は愛だけの存在なわけですよ。だけど肉体は死んだりとか大怪我を負ったりするかもしれないから、そこから自分を守らなきゃいけないんですよね。自分を守るために恐れっていう感情が存在するんですよ。

これは今危険ですよとか、このまま行くと危ないですよっていう危険信号を恐れの感情として僕たちは信号を受け取ってるわけですよね。

三上:うん。

吉村:なので別に、危険信号自体が悪いわけじゃないじゃないですか。例えば火災報知器なんてまさにピッタリな例だと僕は思うんですけど、火災報知器が鳴ってることが悪いことではないんですよね。

火災報知器が鳴ってるってことは煙が出てるとか火が危ないですよってことを火災報知器が教えてくれてるわけですよ。ということは火災報知器が鳴り出したら火の元大丈夫かなって確認をして、ここちょっと煙出てるぞとか火出てるな危ない危ないって消すわけじゃないですか。

三上:なるほど。

吉村:火事になりそうですよって、本当に燃え出す前に火を止めましょうねっていうことを、火災報知器が教えてくれてるわけであって僕たちが持っているネガティブな感情っていうのはそういう類のものなんですよ。

三上:なるほどね。恐れてるなって知った上でどうしたらいいのかなっていう考えであれば、ジャッジしなければってことですね。

吉村:そのための対処対応をするために今何かやる必要がありますよってことを教えてくれてる信号なんですよ、感情は。ただここでちょっと氣をつけた方がいいのが、この僕たちの感情って結構騙されやすいんですね。

三上:騙されやすい。

吉村:だから何か本当は危険じゃないものに対しても、これは危険だっていうジャッジをしちゃう可能性があるわけですよ。それが一種のレッテル貼りっていうことですよね。

だから何かこれは良くないものであるっていうふうにレッテルを貼っちゃうと、そのレッテルに対して反応が出るから、別に何か良くも悪くもないものだったら何の反応も起きないはずなのに、これは悪いものっていうレッテルを貼るからそれに対してネガティブな反応をするってことが起きちゃうんですね。だから火災報知器の設定が間違ってる状態みたいな感じですよ。

三上:はい。

吉村:だから、火災報知器は火事になる恐れがあるぐらいの煙であったりとか熱であったりを感知して鳴るようになってたら、これは良い状態の火災報知器なわけですよ。

でもこれが例えば人が入ってきて、人の体温でビービー鳴り出したとかってなったら、これは君ちょっと設定間違ってるよっていう話ですよね。
人間の体温で鳴っちゃったら、それは人間の体温で火事にならないから。でもそれはその温度が上がったっていうところでは一緒じゃないですか。ただ程度の問題なわけですよね。

三上:うん。

吉村:だから、そこの設定が間違っちゃうことがあるから、その場合には要は現状、事実と照らし合わせて、今鳴った警報は事実をちゃんと本当に火事になりそうだったのかどうかっていうのを検証する必要があるんですよ。

鳴りました、だから「鳴ってる、うるさい、止めろ」みたいなのだと本当に火事になりそうだった時に燃えちゃうから困るじゃないですか。だけど本当に警報が鳴りました、もうすぐに放水ってなったら、別に本当は設定が間違っていて、火事になる心配が全くないのに水浸しになるみたいなことが起きるわけですよね。

三上:なるほどね。あー、はいはいはい。

吉村:だから感情っていうのは実はそういう感じのもので、結構簡単に騙されちゃって設定がずれちゃう可能性があるから、絶えず設定がちゃんと合ってるかっていうのを確認して、おかしかったら直していく必要があるものなんですよ。

だけど、感情自体は確かにネガティブな感情は不快だから、ずっと出しっぱなしにしてたら不快になっていくし、実は結構肉体にとっては毒でもあるんで、ネガティブな感情をずっとほったらかしにしとくと下手すると病氣になっちゃう可能性も出てくるんですよね。

だからここはネガティブな感情が出てきたら、ネガティブな感情が出てこないようにする必要があるわけですよ。肉体が病氣になっちゃうのを防ぐためには。だけど、ここでじゃあ感情だけを抑えちゃうと何が起きるかって言ったら、本当は危険、火事になりそうなのに警報器の音だけを止めるみたいなことをしてることになっちゃうんですよ。

三上:それは大変なことになっちゃう。

吉村:音うるさい、不快だ、音止めようってやっちゃうと火事になっちゃうわけですね。それが要は薬で飲んで不安な氣持ちだけをなくすみたいなことをしたりとかね、とりあえずお酒を飲んでパッと忘れようみたいなことをしてると、実際には解決しなきゃいけない問題があるのに、それを不快感だけごまかして、ほったらかしにするってことにもなりかねないわけですよね。

防犯とかっていうのも、防犯防災っていうのも、恐れてる状態をさらに恐れるってなると、恐れが上塗りされていくことで余計に複雑になっちゃうから、まともな対処ができなくなっちゃうわけですよね。

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