244.時間の流れ

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歳を重ねると子供の頃にくらべ時間が経つのがはやいと感じませんか?今吉村さんが感じることも併せて伺いました。

 

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:配信日が1月30日火曜日ということで、年が明けて約1ヶ月経ちましたけども、なんかもう既に早いなと感じております。

吉村:そうですね。

三上:今日は吉村さんにいろいろ伺っていきたいんですけど、年を重ねるうちに本当に1年が早いなというふうに感じるんですけども、これって何か理由があったりするんですかね?

吉村:はいはい。実はこれは結構明快な説明がありましてですね、僕もこれなんか人から聞いて、確かにその通りだなって思った内容で、多分聞いたことある方もリスナーの方たちの中には、いらっしゃると思うんですけど、すごい単純な話なんですよ、

実は。これね、1年の長さをどのぐらいに感じるかっていうのを体感する長さが短くなっていくから、どんどん1年が早く感じてるってことだと思うんですけど。1年の長さって実は、例えば1歳の子、まだ物心ついてないからその子をどう捉えてるかって聞くことは難しいんですけど、理屈で考えると1歳の子にとっての1年間って一生分の長さなんですよ。

三上:一生分、はい。

吉村:だって今まで1年生きてきて1歳じゃないですか、その子にとっての向こう1年って考えた時に、今までの人生全部と同じ長さがこの先1年間に控えてるわけですよね。

三上:そうですね。

吉村:これが2歳の子供にとっての1年っていうのは、1年の長さが突然半分の長さになっちゃうんですよ。

三上:はい。

吉村:ってことは、5歳の子にとっての1年間っていうのは、人生の5分の1の長さなわけですよね。

三上:はい。

吉村:で、僕今年55歳になるんですけど、55歳の僕にとっての1年っていうのは、この一生の長さの55分の1の長さなんで、それは短いよねっていう話なんですよね。

三上:いやー、本当に学生のうちは早く大人になりたくて、時間長いなっていうふうに感じてたんですけど、今のこの歳になると、もうあとプラス4時間欲しいなって、時間が足りない。本当に早いんですよ。今、吉村さんがおっしゃってた、もうだんだん本当に短くなっていくんですね。

吉村:そういうことですね。だから、相対的に自分の今まで生きてきた人生と比べるとってなるんで、時間が短くなっていく一方なんですよね。これ以上長くなることはないって思った方がいいってことですね。

三上:いやー。その考えでいくと。じゃあ時間って大切ですね。

吉村:そうですね。

三上:うーん、なるほど。すごいわかりやすかったです。

吉村:本当だって、若い頃、10年とかいったら途方もない時間みたいに思ってましたけど、今、僕振り返って、この10年とか、本当あっという間ですからね。

だから、うちの子どもたちとか、もう今年18になるんですけど、でも、本当に子どもたちが園児さんの頃とか、昨日のことのように覚えてますからね。

三上:子どもの成長、早いですよね。うーん。あと思うのは、みんな年を重ねて、私の同世代もそうですし、先輩方を見てると、同じ時間、同じ年を重ねながらしてると思うんですけど、輝き方というか、あふれ出てくるものって、人によって本当に違うなっていうふうに感じるんですよね。

吉村:うんうんうん。

三上:吉村さんご自身も、年を重ねて今思うことっていうのを、この機会にちょっと聞けたらなって思うんですけど。

吉村:なるほどですね。年を重ねるっていうのは、単純に時間が過ぎて、生きてきた時間が長いか短いかみたいな話じゃなくて、その時間でその人が何をやってきたかとかね、そういうところで積み上がってくるもので、どうしても差が出てきちゃってるっていうのはあるんじゃないかなと思うんですよね。

三上:経験とか学びとか。

吉村:そうですね。だから、言ってみたら、何も学ばずに時間だけ過ぎてきた人だったら、多分そこは積み重なっているものがないから、言ってみたらこの年でそんな子供っぽい考え方なのか、まいったなみたいな人もどうしても出てきちゃうというかね、いると思うんですけど。

やっぱり結構大事なことって、自分が生きてきた経験からどれだけちゃんと自分が学びを得ているかっていうところが大事なんじゃないかなって思うんですよね。

例えばうまくいくこともあれば、いかないことも人生あるわけじゃないですか。上がり下がりみたいなこともあって。僕もそういう失敗したなみたいなこととかも、たくさん経験してるし遠回りしてきたこととかもあるわけですよ。

でも、それって、その先での人生で、今までの過去の失敗から学んだことが活かされて、それで何か大きな成果が生み出せたとか、あるいは大きなトラブルを回避できたみたいな経験があると、

過去の失敗したなっていう出来事が無駄じゃなくなるっていうか、むしろあの時あの失敗してたおかげで今これができてるんだなとか、なんかこのより大きなトラブルを回避できたんだなってなると、

その過去の失敗が悪いことではなくなっちゃうんですよね。だから、もう極論を言えば、それはもう失敗ではなくて学びだったっていう話になるわけですよ。もう失敗でさえなくなっちゃうっていうことですね。

そこをちゃんと積み上げてこれた人なのか、それともなんか、あれはダメだった、私の黒歴史だ、なくしてしまいたいって思ってるのかっていうので、そこの経験がその人の糧になってるのか、それとも消してしまいたい過去みたいな感じで、ただ引きずってるものになるのかっていうところで、その人の輝きが変わってきちゃいますよね。

三上:そうですね。例えば、今聞いてる方でもすごい苦しいっていう方でも、今がこれがきっと何年後かにはもしかしたら、こういうのがあったから今っていう振り返りができるかもしれないですよね、時期的にね。

吉村:そうですね。だから本当に消してしまいたい過去みたいなものも、一回ちょっと否定するのをやめて、あれがあっての今の私が、ここからどうさらに成長していくかとか、輝いていくかみたいなことを考えて、今自分がどっちに向かって進んでいくかっていうことを考えるといいんじゃないかなっていうのがありますよね。

あとは、それだけ話すと人生がすごい辛い修行みたいな風に聞こえちゃうかもしれないんですけど、僕自身の個人的な話で言うと、やっぱり一つには人生経験をたくさん積んでくると、全く新しい経験をする頻度が減ってくるわけですよ。

三上:そうですね。

吉村:そうすると、言ってみたら感動や驚きっていうのはどんどん減っていく一方なんですよね、頻度っていうところで言うと。

三上:確かに。

吉村:でも、それでもまだたまに新しいこととか、驚きや感動ってたまに来るわけですよ。そうすると、今までこれだけ長く生きてきた中で得られなかったものがここに来たかっていう、この時の感動や驚きって結構大きかったりするわけですよね。

そうすると、それって別に頻度は減るけど、それだけ大きな感動っていうのがまだまだこの先に控えてるんだろうなっていう期待感みたいなものはありますよね。

三上:確かに。頻度は減ってちょっと新鮮さもだんだんあれですけど、いつかわからないパッてくる感動がね。

吉村:そう、なんかそれより大きくなるし、それとあとですね、やっぱり物事を見るときにより大局を見やすくなるっていうかね。小さい1点だけを見るっていうことがやっぱり若い子に多いわけじゃないですか。

全体像が見えてないから。そうすると、木は見えてるけど森は見えてないみたいな状態なわけですよ。これをいろんな木を見るみたいなことをずっとやっていくと、そうするとそのうちに、あれ、これって森っていう全体像が存在するぞみたいなね。

これ山なんだみたいなことがわかってくると、そうするとこれってかなり大きな感動というか驚きがあるわけですよね。今までこの木、この木って一本一本見てたけど、この山って捉えたときに、この山ってこういう山なんだみたいなね。

そうすると、今度はこの山と、じゃああっちの山ってどう違うんだろうみたいなことをやっていくうちに、あっ、この地球っていう星なんだみたいなね。規模が大きくなってそこで得られる感動とか、実は全然別の事柄だと思って見てたことが、実はこういう繋がり方してるんだとかね。

こういうふうに影響し合ってるんだみたいなことがわかってくると、それがすごく面白いんですよね。多分それって皆さんのそれぞれの専門分野だったりとか興味の対象も、一つのこれが好きですごいこだわってやってきたみたいなところからちょっと広い視野が出てくると、

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