#81 大原の農業をつくった人のお話 大原偉人列伝vol.3 宮崎良三さん①

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現在の大原の農村景観をつくったと言っても過言ではない人物、宮崎良三さんにお話を伺いました。
戦後、急激な社会や価値観の変化により、脱農村への意識は全国に広がる。しかしながら1960年代古都保存法による景観保全の法的強制は、当時のメインストリームである開発への道から大原を遠ざけた。同時に、デュークエイセスの「女ひとり」、NHK大河「新・平家物語」により著名度が全国区に飛躍、観光地としての立ち位置を確保しつつあった。とは言え1990年代には離農者が増え、そして耕作放棄地も目立ちつつあったそうな。折しも会社員だった団塊世代の宮崎さんは、田植えも稲刈りも、そんなのやりたくねえとそっぽ向き続けていたが、その地のその様を見て少々の後ろめたさもまた感じていた。同時に、観光客の、なんだよ田んぼ荒れ放題だな、の声を耳にし、何とかせねばならないという思いを少しずつ抱き始める。京都の街中から車で15~20分。多くの人が都会暮らしに荒む心の癒しに、フラッとやってきては里を散歩し、ブランディングされた野菜を手にする、そんな大原の景観はいかにして現在の姿になったのだろうか。宮崎さんのお話です。
冒頭、宮崎さんの古文書知見の雑談が入っています。

【パーソナリティ】音吹じゅん
【ゲスト】宮崎良三さん

【出演者関連リンク】
音吹畑 http://otofukubatake.com/
【連絡はこちら】 oharadio.podcast@gmail.com

#81 大原の農業をつくった人のお話 大原偉人列伝vol.3 宮崎良三さん①

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