#149 文化予算とチケット税 | 特集【ミニシアター・エイド基金、その次へ】 section3

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もしくろ6月の特集は【ミニシアター・エイド基金、その次へ】。映画監督の深田晃司さんをゲストにお迎えして、お送りしています。
 
多様な表現の維持には多様な財源が必要であるという前回のお話から続いて、日本版CNC設立に向けた文化助成の使いづらさと”チケット税”の導入、そして表現(労働環境)とお金のリアルな関係を考えていった今回のエピソード。
チケット税と持続性/文化予算の後払い制という負担/国から成果物と見なされるもの見なされないもの/自分たちの手で活きた制度をつくる/映画業界内のコンセンサスと法整備/「KOFIC(韓国映画振興委員会)」と韓国映画の勃興/飴玉はいらない、芝生の球場を/自分たちで勝ち取った制度/日本人の公共への意識/労働環境改善とハラスメント講習/「action4cinema日本版cnc設立を求める会」/制作・流通・教育・労働環境/映画制作とジェンダーギャップ/お金と我慢/ゴッホが示唆するもの/あらゆる人が表現の当事者になるために、など…。
 
さらには、梅雨時の今こそ知りたい雨の日でも楽しく過ごせるハック(Amazonで靴検索のススメ・読書とコーヒー)や、ランニングを始めた武田さんへのリスナー投稿など、オープニングやエンディングもお聞き逃しなく…!
 
今回のHotProjectsでは、日本古来の藍染による新たなサステナブルなアートが生まれる場となる、「藍染工房NORABI」のプロジェクトをご紹介!起案者の品田さんは、元プロサッカー選手という一風変わった経歴を持つ藍染師。その人脈を通して、国内外のクリエイターから今まで藍を知らなかった人まで様な人々が集い、新たな概念の藍染アートが生まれる場にしていきたいということで、工房の移転オープンのための支援を募っています。長井さんが注目した”衝撃な可愛さのくつした”など、涼しげな藍染プロダクトのリターンにも注目です!まずはぜひプロジェクトページをチェックしてみてください!
 
「MOTION GALLERY CROSSING」は、編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」のプロジェクトを紹介しながら「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくラジオ番組。東京・九段ハウスの協賛でお送りいたします。
 


<もしもし文化センター>

番組のオンラインコミュニティ「もしもし文化センター」へは、下記よりアクセスいただけます!みなさんの参加をお待ちしております!あなたも”もしもしーず”になろう!
https://basic.motion-gallery.net/community/moshibun
 


<番組プレイリスト更新中!>

番組では、エピソードとゲスト&パーソナリティの選曲を織り交ぜたSpotifyプレイリストを更新中です!ぜひ「My Library」への登録をお願いします!
https://open.spotify.com/playlist/6EY8LFSdS7B0OOl5wxldXr
 


<Hot projects>

日本古来の藍染による新たなサステナブルなアートが生まれる場を作りたい。
元女子プロサッカー選手が挑む循環型プロジェクト!
https://motion-gallery.net/projects/norabi_indigo
 


<日本版cncはこちら!>

action4cinema日本版cnc設立を求める会
https://www.action4cinema.org
 


<ミニシアター・エイド基金>

未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援
ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金
https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid
 


<九段ハウス>

https://kudan.house/
 


<ご意見・質問お待ちしてます!>

番組のハッシュタグ #もしくろ
https://twitter.com/intent/tweet?hashtags=もしくろ

<ゲストプロフィール>
深田晃司 (映画監督)1980年生まれ。1999年、映画美学校に入学。2006年、『ざくろ屋敷 バルザック「人間喜劇」より』を発表。パリKINOTAYO現代日本映画祭ソレイユドール新人賞受賞、08年『東京人間喜劇』を発表、ローマ国際映画祭選出、大阪シネドライブ大賞受賞。10年、『歓待』を発表、東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞、プチョン国際ファンタスティック映画祭最優秀アジア映画賞を受賞。13年、『ほとりの朔子』でナント三大陸映画祭グランプリ&若い審査員賞受賞。16年、『淵に立つ』が第69回カンヌ映画祭「ある視点」部門審査委員賞を受賞。17年、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。18年、フランス芸術文化勲章「シュバリエ」を受勲。19年、7本目となる長編映画『よこがお』(日仏合作)を発表。『本気のしるし』で初のテレビドラマの演出を手がけ、劇場公開用に再編集された《劇場版》が第73回カンヌ映画祭オフィシャルセレクション2020に選出。最新作『LOVE LIFE』(22)がヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に選出。22年黒澤明賞受賞。

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