#148 多様な映画づくりに欠かせない“パッチワーク“とは? | 特集【ミニシアター・エイド基金、その次へ】 section2

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もしくろ6月の特集は【ミニシアター・エイド基金、その次へ】。映画監督の深田晃司さんをゲストにお迎えして、お送りしています。
 
特集の2つ目のエピソード。ミニシアター・エイドが必要となった背景にある日本の映画界に欠けているものを掘り下げていくと、海外の文化助成はどうして手厚いのか?多様な作品がつくれる仕組みとは?といった、切っても切れない映画づくりとお金のお話になりました。
トークイベント(2022)と懇親会(2023)/開催時期の見極め/「まさかこんなに時間がかかると思ってなかった」/コロナ禍のミニシアター危機は終わったの?/日本の映画界にないもの/「CNC」「KOFIC」/映像分野の助成と振興を司る公的機関/財源にあるチケット税/業界内で助け合うことはできなかったのか?/リクープしなくていいお金(財源)を増やす/パッチワークが生み出す多様な映画/アートハウスの役割/コロナがあぶり出しただけ、など…。
 
さらには、「名古屋シネマテーク閉館」「チケット料金一部映画館で値上げ」といった最近のニュースから映画制作の苦労を知っているからこそのジレンマを吐露、過去ゲスト宮地洋さんのシェアキッチンスタッフさんからの投稿紹介など、オープニングやエンディングもお聞き逃しなく…!
 
今回のHotProjectsでは、「佐倉はロックの産地です!」をテーマに千葉県佐倉市で開催される野外フェス「くさのねフェスティバル2023」のプロジェクトをご紹介!佐倉はBUMP OF CHICKENの地元ということで、民間の実行委員会による運営で地元出身バンドを軸に佐倉に縁のある県内外のバンドで構成されている、まさに地元を大切にする音楽フェスです。9月9日に6回目となるくさのねフェスを開催するということで設営費への支援を募っているのですが、目標金額を達成するとバスが増える!花火が増える!といったユニークなストレッチゴールにも注目です!まさかの長井さんの「さくら」違いにも注目?!まずはぜひプロジェクトページをチェックしてみてください!
 
「MOTION GALLERY CROSSING」は、編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」のプロジェクトを紹介しながら「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくラジオ番組。東京・九段ハウスの協賛でお送りいたします。
 


<もしもし文化センター>

番組のオンラインコミュニティ「もしもし文化センター」へは、下記よりアクセスいただけます!みなさんの参加をお待ちしております!あなたも”もしもしーず”になろう!
https://basic.motion-gallery.net/community/moshibun
 


<番組プレイリスト更新中!>

番組では、エピソードとゲスト&パーソナリティの選曲を織り交ぜたSpotifyプレイリストを更新中です!ぜひ「My Library」への登録をお願いします!
https://open.spotify.com/playlist/6EY8LFSdS7B0OOl5wxldXr
 


<Hot projects>

佐倉はロックの産地です!
千葉県佐倉市発野外音楽フェス「くさのねフェスティバル」を継続させたい!
https://motion-gallery.net/projects/kusanonefes2023
 


<日本版cncの動画はこちら!>

action4cinema日本版cnc設立を求める会
https://www.action4cinema.org
 


<ミニシアター・エイド基金>

未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援
ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金
https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid
 


<九段ハウス>

https://kudan.house/
 


<ご意見・質問お待ちしてます!>

番組のハッシュタグ #もしくろ
https://twitter.com/intent/tweet?hashtags=もしくろ

<ゲストプロフィール>
深田晃司 (映画監督)1980年生まれ。1999年、映画美学校に入学。2006年、『ざくろ屋敷 バルザック「人間喜劇」より』を発表。パリKINOTAYO現代日本映画祭ソレイユドール新人賞受賞、08年『東京人間喜劇』を発表、ローマ国際映画祭選出、大阪シネドライブ大賞受賞。10年、『歓待』を発表、東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞、プチョン国際ファンタスティック映画祭最優秀アジア映画賞を受賞。13年、『ほとりの朔子』でナント三大陸映画祭グランプリ&若い審査員賞受賞。16年、『淵に立つ』が第69回カンヌ映画祭「ある視点」部門審査委員賞を受賞。17年、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。18年、フランス芸術文化勲章「シュバリエ」を受勲。19年、7本目となる長編映画『よこがお』(日仏合作)を発表。『本気のしるし』で初のテレビドラマの演出を手がけ、劇場公開用に再編集された《劇場版》が第73回カンヌ映画祭オフィシャルセレクション2020に選出。最新作『LOVE LIFE』(22)がヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に選出。22年黒澤明賞受賞。

#148 多様な映画づくりに欠かせない“パッチワーク“とは? | 特集【ミニシアター・エイド基金、その次へ】 section2

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#148 多様な映画づくりに欠かせない“パッチワーク“とは? | 特集【ミニシアター・エイド基金、その次へ】 section2
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