自分と会社のパーパスを重ねるノベーション(1109回)

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パーパスコンサルティングのアイディール・リーダーズ株式会社CEOの永井恒男(ながい・つねお)さん、COOの後藤照典(ごとう・あきのり) の書籍からの言葉に大変感銘をうけました。

"弊社の調査によると、「自社の存在意義(=パーパス)に関して十分に理解・自分事化する機会を得られている」という質問に対して「非常に感じる」と回答した人の69.4%が、「自社のパーパスと自分のパーパスが重なっている」と回答しました"

"弊社のクライアント企業にて、従業員5000名以上を対象に、「幸福度」に関する調査を実施しました。その調査の中で「人生の目的を見つけている度合い(個人のパーパス明確度)」「会社スタンスへの共感」を掛け合わせて分析した結果、人生の目的が明確であるほど、かつ、会社スタンスへの共感度が高い社員ほど、相対的に幸福度が高いという結果になりました"

"さらに、「ハイパフォーマー(人事評価における高評価者)」に関して調査をしたところ、個人のパーパスの明確度が高く、会社スタンスへの共感が高いセグメントが、最もハイパフォーマーの出現率が高い(7.8%)ことがわかりました"

ここから私は思いました
1、自分軸と他人軸の交わり創発
 パッションの源と会社のパーパス
2、幸せの条件
 健康、仲間、富または自己決定
3、超一流の条件
 先生、コンフォート抜け出し、自信

これまで自分軸と他人軸の交わりの創発こそ、幸せな人生とイノベーションの種になるとお話をしてきたのですが、まさに同じようなお話を定量データをもとに分析と実践をされているお話を聞いて、とても感銘をうけました。

ここのお話にででくる個人のパーパスが重要とのお話については、自分軸として、自らのパッションの源に目を向けてみるというのが、とても大切だと思いました

そして、それと、会社や事業部などの他人軸との交わりを、創発していくことこそが、とても重要であると、改めて思いました。

そして、その交わりを意識している人ほど、幸福度が高いということに関して、樺沢紫苑さんが言われている幸せの条件として、健康、仲間、富(成功)が、セレトニン、オキシトシン、ドーパミンと、快楽物質が出るとのお話と合わせて考えてみると

会社生活は、生活時間の1/3を占めている中で、そこで自らのパッションと、会社でのパーパスの交わりが多いほど、精神的な健康状態が良くなるのではないか

また、同じ目的に向かってる仲間がたくさんいて、さらには、そこでうまくいけば給料も上がる、という幸せの条件へ道筋がより具体的に見えてるということにもなりそうだなと思いました

さらには、ハイパフォーマーにもなれる確率が高まるということに関しては、アンダースンさんの、超一流になるには努力が才能か、とのシナジーがあるなと感じました

つまり、超一流になるためには、一流の先生、コンフォートゾーンを抜け出す、自信がある、ということが条件なのですが

一流の先生とは、会社においては、お客様になるのではないか、お客様こそが新しい価値を生み出すための最も厳しく温かい先生になるのかもなと

そして、仕事における納期やコストの厳しさは半端ないので、何とかそれを実現するために、コンフォートゾーンを抜け出すことを厭わない、ということもあると思います

さらには、そんな苦労をしながらお客様への提案が通ったり、喜んだ顔を見ることができると、自信が生まれてくるという、グットサイクルがめちゃくちゃ回るかもなと

そんなことを思いました

自分軸と他人軸のパーバスやパッションの交わりを創発することで、幸せ度や超一流度も高まる、そんな素敵なエビデンスを教えて頂きました

自分と会社のパーパスを重ねるノベーション

そんなこととを思いました

そんな話をしています

参考:本: パーパス・ドリブンな組織のつくり方
発見・共鳴・実装で会社を変える 発行日 2021年12月30日 著者 永井恒男・後藤照典  発行所 日本能率協会マネジメントセンター

動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/Xwj04-T74lY

自分と会社のパーパスを重ねるノベーション(1109回)

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自分と会社のパーパスを重ねるノベーション(1109回)
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