3シンキングサイクルノベーション(1133回)
京都先端科学大学の名和高司さんの、思考法のお話に目から鱗が落ちる思いでした
曰く
"最初の段階では、いきなり答えに行こうとするのではなく、思考の幅を広げるためにラテラル・シンキングを行う。
しかし、ラテラル・シンキングだけでは発想が広がるだけなので、発散させたあとで収束させる。そこからロジカル・シンキングに入る。
ただし、そのロジックが常識の罠に陥らないよう、クリティカル・シンキングで常に揺さぶりをかけておく。"
ここから私は思いました
1、真の課題への着想
→ラテラルシンキング
2、真の課題への道筋
→ロジカルシンキング
3、真の課題への到達
→クリティカルシンキング
なんちゃらシンキングという思考法はいろいろありますが、名和さんのお話のこの3つの思考法は、イノベーション創発にはとても大切であり、かつこの関係性を理解しておくことで、より有効に暑要できるなと思いました
アインシュタインさんが 「私は地球を救うために1時間の時間を与えられたとしたら、59 分を
問題の定義に使い、1分を解決策の策定に使うだろう」と、おっしゃってとおり、まずは課題をどう理解し設定するかということが、イノベーションにはとても重要と思います
まずは、課題の捉え方を、これまでの捉え方と違うものがないのかとの試行錯誤が、大切かと思います。そこで、ラテラルシンキングにより、既成概念や固定概念を取り払った、課題への着想が大事なのかと思いました
その上で、真の課題に近づくために、トヨタで有名になったなぜなぜ分析のように、因果関係を論理的に繋げていくことにより、本当に解決すべき課題に辿り着いていく
しかしながら、その考えが本当に妥当なのか?真を買っているかということを、批判的思考であるクリティカルシンキングにより、何度も検証を重ねていく
ここから時には、最初のラテラルシンキングに戻ることも視野に入れながら、サイクルを回していく、ということが、イノベーションにたどり着くための、重要な思考法の使い方なのだなと
改めて教わった気がしました
ラテラルシンキング、ロジカルシンキング、クリティカルシンキング、という代表的な思考法を、再クリックに繋げながら回していく
3シンキングサイクルノベーション
なのだなと、そんな話をしています^ ^
参考:桁違いの成長と深化をもたらす 10X思考 2023年6月23日 著者 名和高司 発行 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/NMS1Mt5M1rw
3シンキングサイクルノベーション(1133回)