#26「2022年5月、ある価値の可視化を担った一つのプロダクトが終わった」

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2022年5月に、ひとつのプロダクトが終了したそうです。
皆さん、なんだと思いますか?



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実は、iPodが在庫限りで生産終了するというアナウンスが出たそうです。
驚きですね。
星野も初代から5、6台持っていたように思います。
これに関する様々な記事が出たようですが、「膨大なプレイリストからのランダム再生」という価値に注目が集まっていたようです。

ここに眞田さんは、別の価値を推します。
それが「持っている楽曲の可視化」。

例えば、はじめて出会った人とiPodのプレイリストの見せ合いをする。
これって、相手のセンスや選択がだいぶつかめる気がしませんか?
今はSpotifyがこの価値を担っているのかもしれませんが。

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ここから「過剰可視化社会」に関して少し話を展開します。
現代社会は、様々なものを可視化するサービスが生まれ続けています。
この潮流は恋愛においても同様。
マッチングアプリなどの直接的なものに限らず、SNSなどから相手の情報に容易にアクセスできるようになっています。

この状況に対する警鐘を鳴らす眞田さん。


「若者よ、可視化された情報に慣れ過ぎていやしないか」


顕在化したニーズと顕在化されたリソースのマッチングだけに頼って、その間にあるニュアンスがごっそり抜けていく社会になってしまわないか。
タグとタグの間や、文脈にこそ人間の人間たる魅力が存在している。
そこを楽しんでもらいたい、と。


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最後に眞田さんがつくることになった本の情報を少し。
どうやら、眞田さんは雑誌をつくることになったようです。
タイトルは「CAL(カル)」。
続報はまた次回以降の番組でお伝えしていきますね!
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※ちなみに話中に出てくる、眞田さんに似ている顎がすごいモンスターハンターのモンスターとは「ウラガンキン」でした。

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