#020「ジャンクヘッド」堀貴秀監督自身の物語に想いを馳せる

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監督どころか、原案、キャラデザ、編集、撮影、照明、音楽、絵コンテ、造形、アニメーター、効果音、VFX、声優まで。
たった一人で何役やったのかわからない驚異のコマ撮り映画ジャンクヘッド。

過去を調べてみたところ、一度クラウドファンディングでの映画の資金集めに失敗している。
それでも2014年、映画賞を受賞する。
クレルモンフェラン国際映画祭アニメーション賞受賞。
ゆうばりファンタスティック映画祭短編部門グランプリ受賞。
賞の受賞後、世界は監督の作品を受け入れ始める。
そして長編の制作開始、2015年。
お仲間を集めつつ、2021年に劇場公開。

意味があることだと思い、コツコツと続ける。
自分の人生の物語は自分でつくると決める。
そのために、戦略的に自分が受け入れられる場所を探して、まずはそこで評価を得る。
こうした動きに、興味を持った。
なんで頑張れたんだろう?
一度クラファンで失敗して、世界に自分のニーズがないと感じただろう。
それでもなんで続けられたんだろう。

一人でつくり上げた世界観の純粋さには、とても心惹かれる。
映画のように全員が集まって一つのものを創る際の完成度の高さとは、また動かされる部分が違うようにも思う。
自分の物語を大切にして、なんとか生み出したんだろうなと、その物語が生まれた背景に想いを馳せて、わが身を振り返らせてくれる。

ところで、ボケって愛情確認行為だと思いませんか?

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