パッションの源が「繁栄」スイッチノベーション(1130回)

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"最新著『CHANGE』(ダイヤモンド社、2022年)のなかで、コッターは変革の2つのトリガーを論じている。 「生存(Survive)」スイッチと「繁栄(Thrive)」スイッチの2つだ。

コッターは「繁栄」スイッチこそが、進化のトリガーになるという。「ありたい未来」に向けて、本質的な進化が始まる。社員一人ひとりの中に、変革へのアドレナリンが漲ってくるからだ。

筆者はこれを持論の「志(パーパス)」に結びつけて、(義務を意味する「使命感」ではなく)「志命感」と呼んでいる。「危機感」ではなく、「志命感」こそが、進化のトリガーなのである"

ここから私は思いました
1、進化は、生存よりも繁栄スイッチ
2、繁栄スイッチはパッションの源
3、進化のトリガーはパッションの源

危機に瀕した企業が、イノベーションのトリガーを引いた結果、生き残りを果たしたとは、イノベーションの世界ではよく聞く話ですが、実はそれは本質的ではないというお話は、考えさせられました

ノーベル平和賞のムハマドユヌスさんのマイクロクレジット支援を思い出しました。貧困支援を寄付ではなく、ビジネスで立ち上がれるように支援する、ということのように、短期的な一時凌ぎではなく、自らが繁栄するためのスイッチに入れるというところは同じかもしれないと思いました

そして、実は繁栄スイッチは、自らのパッションの源に火をつけるということと、とても似ている気がしました

名和さんが「志命感」と言われているものは、自らの気持ちから溢れて抑えられない、志であり、それこそがパッションの源なのかもしれないと思いました

そう考えると、進化のトリガーを引くのは、自らのパッションの源に気づくこと、または、その導火線に火をつけることにつながるのかもしれないと、そんなことを思いました

太刀川さんの進化思考によると、進化はエラーであるということなので

パッションの源が繁栄スイッチを押し、これまでにはないエラー(進化)を引き起こし、それが従来の適応を駆逐し、新たな適応を作っていくことで、進化のサイクルが回っていく

ということになるのかなと思いました

パッションの源が「繁栄」スイッチノベーション

そんな話をしています

参考:本: 超進化経営 電子書籍データ作成日 2024年2月22日 第1版 著者 名和高司  発行 株式会社日経BP     日本経済新聞出版

動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/FLyYx4hYQ-o

パッションの源が「繁栄」スイッチノベーション(1130回)

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パッションの源が「繁栄」スイッチノベーション(1130回)
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