世界との交流方法を考えるノベーション(1163回)
"ロイヤル・ダッチ・シェル社はこのほど、ビジネスの寿命についての研究に着手した"
"研究の結論はこうだ。これら伝統ある、尊敬すべき企業はカリスマリーダーを持っている"
"もう一つの結論は、第一の結論に関連しているのだが、市場や世界の激動を生き延びてきた理由として、これらの企業が自らの企業目標を「である(being)」にしていることだ。
企業目標を「する(doing)」のではなく。自社のビジネスを、世界との交流方法と定義しており、ある特定の製品・サービスを提供することとは定義していないのだ"
ここから私は思いました
3、世界との交流方法
2、ゴールデンサークル
1、大義のあり方
企業の目標を、世界との交流方法にする、ということに、なかなか痺れました
自分だったら、どんな世界との交流方法をする、と言いたいのか?と考えた時に、何度でも挑戦できる世界を作る人として、世界の人たちと交流したい、と思いました
その方法は、いろんな方法があって良くて、今やってるような、大企業へのイノベーションマインドセットやスキルを会得してもらうことだったり、起業家を目指す人へのセーフティネットのような仕組みを作ることだったりだけど
もしかしたら、もっと小さい頃からのマインドセットのための絵本づくりだったり、本当に辛い時に立ち上がることのできるような音楽だったり、あまり身体が動かなくなった人たちへの身体拡張デバイスだったり
そう考えるとやりたいことがもっともっとたくさん出てくる気がしました
これはきっと、以前お話しした、サイモン・シネックさんのゴールデンサークルの話のように、なぜ、我々がここにいるのか?それをまずは説明するのである、ということに、とても符合する気がしました
そしてそれは、自分たちの自己満足では決してなく、熱いパッションから始まり、仲間とともに、誰かの幸せを実現する大義となっていく、その大義にこそ、世界との交流方法が刻まれるのかもしれない
そんなことを思いました
皆さんの会社の目標や大義はどうですかね?
そして、皆さん自身の、目標や大義は、どんな世界との交流方法を目指す人を、思い描いてますかね?
3分でも電車の待ち時間にでも考えてみても、面白いかもです
そんな話をしています^ ^
参考:本: ビジネスを育てる 新版 2024年5月24日 初版第1刷発行 2017年5月24日 電子書籍版発行 著者 ポール・ホーケン 訳者 阪本啓一 発行所 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/ZDYuHaYdGaI
世界との交流方法を考えるノベーション(1163回)