あと一ミリノベーション(1082回)
作詞家でプロデューサーの秋元康の言葉に震えました
"夢ってのは、全力でね、背伸びして、両手を伸ばした、一ミリ先にあるんだよね
そこに気づくかどうか
触れてないから夢は遠いところにあるような気がするじゃない
だけど本当は一ミリ先で、こっからみたら、後もうちょっと頑張れば良いのにってのは
みんな夢の方からは降りないから、自分が必ず手を下ろすからね、もったいないなと思うんだよね"
私は思いました
1、諦めない気持ち
2、技術習得のパラドクス
3、努力の娯楽化
秋元さんの言葉は、本当にわかりやすくて、奥の深さにいつも心震わせて頂きます
この夢に関するお話もとてもイメージが掴みやすくて、何度も膝を打ってしまいました
成功されたベンチャー企業の経営者から聞く言葉は、どんな方もおっしゃるのが、"諦めなかったから"ということがあります
この一ミリ先にあるんだよ!という言葉があれば、これまで諦めそうになってる人のとても大きな背中を押してくれる言葉になると思いました
また、技術習得のパラドックスという、逆上がりができると論理的には理解できないのに、体が勝手にできちゃったということが人間にはある、という話も思い出しました
自分としては到底手に入れられないと思っていても、やっているうちに、実は一ミリ先に、手に入れられることがある
体が勝手に習得しちゃうこともある、ということも知っておくと、見えないけど一ミリ先にあるのかも、と思えることもあるかもしれないなと思いました
そして、何ミリ先にあるかなんて考えることさえしない方法として、楠木建さんが言われていた"努力の娯楽化"もあるかなとも思いました
本人は努力とさえ思っていないくらい普通にやってしまっている、またはそれが楽しくて仕方がない、さらにはやらないと気が済まない
みたいなところまで持っていけると、実は1ミリ先だろうと100メートル先だろうと、いつの間にか届いちゃってた、ということもあるかもしれないなと思いました
夢は1ミリ先にある
この言葉には、秋元さんの、励ましと、優しさとに溢れていて、そして誰にもわかりやすい、かつ忘れない
そんな魔法の言葉だと思いました
あと1ミリノベーション
心に刻みたいと思いました
そんな話をしています
参考:NHK総合 この世界の素晴らしさについて 2024/3/27
あと一ミリノベーション(1082回)