#9 「シングストリート」「セッション」という最高の音楽映画の話

リリース日:

音を聴いただけではそこまでピンとこなかった音楽が、ドキュメンタリーや伝記映画を通したことでそのビジュアルや当時の社会の空気を肌で感じるが故に一気に自分のものになるという体験は、理想のファーストコンタクトの一つだと思います。あるいは音楽をテーマにしたフィクションの映画は、音楽に向き合うための作法を教えてくれるだけでなく、「映画のような人生」への憧れや「とにかくバンドが組みたい」みたいな突き動かされる初期衝動、という多分この世で最も美しいものの一つでである少年〜青年期の感情を惹起するトリガーとなるものの一つでしょう。今回は僕らにとっての後者である二つの作品を、結構内容に踏み込みつつ語ってます。(余談ですが「おまけの夜」柿沼氏が動画内で「一本でも映画が好きなら映画ファンを名乗って良い」と言う感じ、好きです。本数ばかりアピールする人って、ただ自分が暇であることをアピールしてるようにしか見えませんよね。これは自戒です。)

放送曲:靄(demo)/Keichi Kumagai

#9 「シングストリート」「セッション」という最高の音楽映画の話

タイトル
#9 「シングストリート」「セッション」という最高の音楽映画の話
Copyright
リリース日

flashback