#21 劇団天然木と僕ら/”わらってわらって”
リリース日:
あまりに大切な存在すぎて躊躇っていた、劇団天然木の話をしました。彼らがいなければ僕は今ここにいないし、このロッキンチェアーも多分ないでしょう。音楽・表現することについての原体験をもたらしてくれた天然木の魅力を、ミュージカル作品のサントラを交えながらお届けします(うまく伝わったらいいな)。暑い夏の日、ミュージカルの練習終わりに聴くひぐらしの声は、いつかこの時間にも終わりが来るのだということを予感させる響きをしていました。YMKで過ごす一瞬一瞬をどうにかして掬い上げてファイルに閉じて保存してしまいたかった。小道具の手触り、舞台袖の匂い、肌にふれる冷気、駆けてゆくあの子の横顔。永遠に続くと思っていた。でもそうじゃなかった。今はもう思い出すことすらできないことを必死で思い出そうと、時どきサントラの再生ボタンを押したりします。「楽しかった夏が過ぎれば しばらく君に会えなくなる 君はどんどん大きくなって 僕らのこと忘れるのかな?」
劇団天然木公式サイト - http://tennenboku.blog77.fc2.com/ (ブログ)
以下放送曲
①「からっぽ」(from四六のガマ先生)
②「何度でも」(fromアンコール夢芝居)
③「ムカデ」(fromアイランドフェアリー)
④「わらってわらって」(fromまいるどぴっぴあ〜の/words by 山尾三省)
⑤「花音」(fromまいるどぴっぴあ〜の)
/all music by HISA ※天然木に楽曲の使用許可は取ってあります
#21 劇団天然木と僕ら/”わらってわらって”