逆境を乗り越えるノベーション(1161回)
青函トンネルのトンネルマンとして、成功への牽引をされてきた角谷敏雄(かどや・としお)さんの言葉に感動しました
曰く
"海の下を掘っていくというのは、自然との闘い、はっきり言って命懸けですよ。自然と人間、どちらが勝つか、負けるか。だから一時も気が休まる時がない、毎日が命懸けの闘いの連続でした。
そして、そのような闘いに勝って事をやり遂げるには、まず忍耐力、それから絶対に弱音を吐かないこと。冷静であること。
自分の中で弱音を吐いたら負けです"
ここから私は思いました
1、忍耐力
→諦めない
2、弱音を吐かない
→信じる力
3、冷静であること
→修羅場を経験する
生き残ったのは今ではご自身だけとの言葉の通り、トンネルを掘るという途轍もなく過酷な環境下で、この3つが大切なこと、というのはめちゃくちゃ説得力がありました
忍耐力というのは、ベンチャーの世界で成功した方は必ず、諦めなかったから、と言われることに、とても似ている気かましました
何度もダメかもしれないということに襲われても、諦めない、その忍耐力が、逆境を跳ね返すということにつながるのかもしれないと思いました
そして、"弱音を吐いたら負けなんです"の言葉には、その裏にある強い信念があることを感じました。それは、ある意味、自分を徹底的に信じることに、繋がっている気がしました
この自分を信じることも難しのですが、私は、誰かが信じてくれてるから、自分を信じられる、そんなふうにも思ってます
最後に、"冷静であること"は、逆境や極限の時だからこそ求められるけれども、私なんかはそんな時だから焦っちゃって、後から考えるとなんであんなことしちゃったんだろうと、思うことも沢山あります
これを冷静でいるには、多分、いわゆる修羅場の経験を積み重ねることによって、獲得できるものなのかもしれないなと思いました
私が金融のインフラの営業をしてた際は、とにかく何か起きたら、普段あまり目立たないおじさんが、
俄然活躍しだすという光景をよく見ました
修羅場を何度も経験してきたおじさんだからこそ、冷静な判断をテキパキと下してくれるその状況は、本当に誇らしく感じることでした。今そんなおじさんになれてるかなあと、甚だ疑問ですが
イノベーションを進めることは、ある意味、失敗の連続で、逆境の連続になるわけですが、それをこの3つの力、諦めない力、信じる力、修羅場の経験力があれば、乗り越えられるのかもしれない
そんなことを思わせて頂きました
それこそが
逆境を乗り越えるノベーション
そんな話をしています^ ^
参考:本:一生学べる 仕事力大全 藤尾秀昭監 令和5年12月25日 出版社 致知出版社
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/XnC-Y37HUJM
逆境を乗り越えるノベーション(1161回)