言いたいことが言えるノベーション(1149回)
伊藤俊幸さんから、言いたいことがある時に使える、とっておきの方法を教えて頂きました
"このアサーションとは、そもそも「主張」や「断言」という意味ですから、相手の意見だけではなく、自分の意見も堂々と主張しようという考え方なのです。
アサーションを解説した書籍などでは、「DESC(Describe/Explain/Specify /Choose)で表現する」と記されています。
そしてこのアサーションが社内ですでに一般化しているANAにおいては、部下から上司に意見をしたい場合、メールの冒頭に「アサーションします」とひと言添え、そのあとに提案や自分の意見などを述べるようになっているそうです。"
ここから私は思いました
1、言いたいことが言えないバイアスを壊す
2、理不尽な力に立ち向かうソリューション
3、コンプラよりもアサーション権
アサーションは、1943年に心理学者のアンドリュー・ソルターさんによって提唱され、世界中に広がったとのこと。
言いたいことが言えないのは上司が怖い人だとか、お客様が理不尽なことを言ってくるからだとか、とかく人のせいにしていた私でしたが、これを聞いて、それは単なる自分が言いたいことを言えないバイアスにかかってきたのかもしれない、と思いました
ここで紹介されているDESCを使うと、いったん客観的に状況を共有して、自分の正直な気持ちを伝え、そして自分の意見を提案をしてみて、さらには相手に選択のオプションも提示する
これによって、一旦冷静になって、お互いの気持ちを伝え合うことができるかもしれないなと思いました
かつ、これはお互いのことなので、あなたのアサーションは、いかがですか?と聞いてみてもいいかもしれないなと
お互いが客観的事実と自分の感情を鑑みて、すり合わせをしていく
これは、アウフヘーベンにも通じるかもしれない、自分の意見を言いながら、かつすり合わせをしていく、人類の叡智な気がしました
さらに、このことは、今のコンプラとかハラスメントではなく、基本的人権のように、基本的発言権が誰にでもある、という風土や制度になれば
何か押さえつけるルールではなく、お互いに新しい世界を創り上げていくための、ステップになるような気がしました
言いたいことが言える世界を創る
アサーションは、とても素敵なソリューションだと思いました
そんな話をしています^ ^
参考: 本:参謀の教科書 才能はいらない。あなたにもできる会社も上司も動かす仕事術 発行日:2023年4月22日 著者:伊藤俊幸 発行所:株式会社双葉社
参考:リカルレントcounselor https://www.recurrent.co.jp/career/assertion-training/#:~:text=アサーションは、1943年に,によって提唱されました%E3%80%82
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/bHBtuWyTw5E
言いたいことが言えるノベーション(1149回)