自分事ノベーション(1081回)

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警備服、旗の振り方、移動車からオフィスまで、警備業務にお洒落を取り入れることによって、雇用と業績を伸ばしている警備会社社長、田崎相(すがた)さんにイノベーションの真髄を見ました

曰く
『身にまとったユニフォームが嫌でした。自分が見られたくないと思って仕事してたんですよね』

『趣味でクラシックカーとか古着とかインテリアコーディネートとかありますけど、そういうのに触れてきた中で、そこから得られるものを仕事に生かす』

ここから私は思いました
1、パッションの源
2、自分毎と他人事のベンズ
3、交わりを創発する

6年前に入社されて、まもなくして会社の経営を任された田崎さんは、当時、会社は人手不足により業績は悪化してる状況だったとのこと

ここで田崎さんが素晴らしいと思ったのは、まずは、自らのパッションの源にある大好きパッションの趣味に目をつけたところだと思いました

なぜ素晴らしいかというと、それが1番、自分にとって、パッションとモチベーションが乗っかっていくからです

そして、自分軸と他人軸を考えた時に、自分の趣味は自分軸ですが、会社の仕事っていうのは、お客様の課題の解決や、会社のミッションの実現なので、他人軸になります

実は、この自分軸と他人軸の交わりを創発することによって、自分のパッションが乗ったことを、会社で実現できるイノベーションプロジェクトが生まれるのですが

田崎さんは、まさに、自分軸の趣味であるファッションと、他人軸の警備ということを、混ぜ合わせて新たな警備というものを創発されたんだなと思いました

これが素晴らしいのは、警備会社という固い職業に、やわらかいファッションがぶつかってることかと思います

イノベーションは組み合わせであるとはシュンペーターですが、離れたものこそ面白いということがあると思います

これは想像ですが、果たして当初からファッショナブルな警備会社にしようというアイディアで、こんなに業績が上がり人材が集まることを想像されていたのでしょうか?

私知りませんが、なかなかそれを想像するのは難しいと思います

でもこれが成功したのは、田崎さんのパッションが乗っかっていたからこそだと思います

そう考えると、ビジネスモデルよりも、ある意味、その人のパッションが乗っかってるかどうか?そこにかかることが大きいとではないかと、思ったりもします

そのためには、自分軸と他人軸の交わり、が創発できてるかどうか?がポイントになると

そして形は、起業の方もいれば、会社の中での今の仕事の方もいれば、家の家事の方もいて良くて、そらができればとても素敵な毎日になるのではないかと

全世界一世帯あたり一法人化をミッションと言ってますが、別に法人化でなくても良くて、自分事が乗っかってればいいと

自分事ノベーション

そんなことを思いました

参考:NHK 長崎放送局 “おしゃれ”警備でイメージ刷新2024年03月22日https://www.nhk.or.jp/nagasaki/lreport/article/002/57/

動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/yony8XBBQOs

自分事ノベーション(1081回)

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