新たな楽器を創発するノベーション:第四弾(1138回)
ついに最終回です。雄一さんがどんな未来を見ているのか!そして闘う皆さんへのメッセージに、打ち震えてください!
これからの挑戦としては、まだ海外で売っていない。引き合いはあるし、ユーザも英国でメジャーでインスタで歌ってくれてる人もいるので
海外の販売認証を今年中にとって、海外展開の準備をしているとのことです
そして、数字で弾ける楽器という国際特許もあるので、他のメーカーさんにも作って欲しいし、ゲームボーイのような形でテンキーで弾ける楽器も作っているとのことです
これは数字で弾ける楽器という、これまでの世の中にない市場を創造していくということなので、競合よりも共創をして市場創造をして行きたいということなのだなあと思いました。
そして、さらには、障害を持たれている方も興味を持ってくれていて、指一本で弾けるのを喜んでくれている方がいたり、全盲の方も喜んで弾いてくれたり、知的障害の方々の学校でも弾いてくれたりしているそうです。
それでも、この形だと難しいという方にも出会ったために、これからは、ユーザーインターフェースを自分で作れて、拡張できる新しい楽器というのも、作ろうとしているとのこと
そして、最終的には、本当に楽器の弾けない人をいかにゼロに近づけるか、せっかくなんでそこを目指しています。
との力強い言葉をいただきました。これは、まさにとても大きな大義だなと思いました。この大義があるからこそ、みんなついていくし、応援してくなるんだろうなあと、つくづく思いました。
また、楽器作っているメーカーさんとも繋がりが増えていて、楽器製造協会にも参加していて、他の楽器メーカーさんともコミュニケーションとっているとのこと
もし、こういう場でやって欲しいとか、体験会とかあれば、これ持って行きますし、
あと老人ホームとかそういう施設でも、お年寄りのための脳トレにもなり、体験できるようなプログラムも開発してるので、
そういう場を提供いただけるのであれば、人が集まるとこならどこでも行きます
そして、一番はインスタコード買ってください!とのことでした
最後に、イノベータを目指す皆さんへの貴重なメッセージをいただきましたので、ここは原文を掲載させていただきます。皆さん、じっくり味わってください。
”僕も今まで、音楽もそうですし、これ絶対売れるぞとか、新しいぞ、面白いぞって、いろんなものを作って、いいねって言ってくれる人もいるけど、そこまで売れないとか
失敗はいっぱい経験してきて、それなんでなのかなって思ったら、自分がいいと思ってるだけだったんですよね
あの、結構、自分を疑うってことをキーワードにしていて
自分が思いついたアイディアって、1番の支援者は自分だし、自信持ってなきゃ新しい商品やっちゃいけないと思うんですけど
自信持つことがすごい大事で、ただ、根拠のない自信は絶対いけなくって、それを根拠で固めなきゃいけないんですよね
だからこそ、自分を疑い続ける、というのが大事だと思っています”
さらに
”ほんと、ユーザの皆さんが、いろいろ意見くださるのを、吸い上げて、精査して、全部を盛り込むわけにはいかないし、何が多数派なのか、っていう
何が大事で、何がそうでないのか、っていうのを常に見極めながら、採用していって改良してアップデートしていく、ピボットしていくってことが大事なんじゃないかなって思ってます
失敗できない規模だったんで、失敗しないためにはとにかく自分の考えだけでやらないことだった
最大公約数を取ることが正義だと僕は思って、そうすれば失敗しないと思うんで”
とのことでした。このメッセージは私のイノベーション活動の忘れられない言葉になりそうです。
そして、もうひとつ私から、どうやったら、仲間のハートに火をつけられるのか?を聞いたのですが
”冗談と本気と混ざっているんですけど
値引き交渉をしない、出された見積もりは一発オッケー
最初にお金ないので厳しいと伝えて、その代わり見積もりは、一発オッケーします、精一杯の金額を出してください、って言います
それがお互いの信頼感につながるんじゃないかなと思います”
ということでした。
いかがでしたでしょうか?皆様
至極の言葉が溢れていたと思います。
雄一さんのイノベーター3つのフレーとしての、決してなくなることのないあくなきパッション、徹底的に信頼関係を重視した仲間づくり、そして、できるかどうかわからないけども、楽器を弾けない人をゼロにするという、大きな大義
これらがばっちり噛み合う頃で、この未来の奇跡の楽器ができてきたんだなと、感動に打ち震えました。
お話を聞いて心の底から応援したくなりました。
本当にありがとうございました。
そんな話をしています^^
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/qIDtG45b-cU
新たな楽器を創発するノベーション:第四弾(1138回)