仕事ノベーション(1122回)

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人類にとって仕事とは何なのか?を壮大な歴史を紐解きながら、3つの重要な要素にある、とのお話に目から鱗が落ちました

曰く
"現在、歴史のこの段階にいたって、今後の人間の働き方がどのようなものになるかを大陸規模で、さらには世界規模で決定する新しい機会がめぐってきたという意識がとみに高まっている。

これに関して、人間の生きてきた長い歴史が強く示唆しているのは、そのような選択をするときに三つの原則を見失ってはならないということだ。意義、協力、公正──これがこの仕事の物語から導かれる答えである"

ここから私は人間にとっての仕事とは?イノベーター3つのフレームにとても近しいのではないか?と思いました

1、意義
→パッション、大義の実現
2、協力
→仲間づくり
3、公正
→平等なルールづくり

意義の中には、自尊心と尊敬が含まれているそうですが、まさにこれは、自らのパッションの源に紐づいた活動ができてるか?または、自分よがりではないみんなの役に立つ大義に基づいているのか?というところが大切になるのかもしれないなと思いました

また、協力については、人類最大の発明は分業であるとの話もありましたが、それによって仲間と協力することができて、そしてそこにこそ、喜びが生まれる、というところも、仕事の大きな意味だなあと思いました

と考えると、なんと、仕事の三原則には、イノベーター3つのフレームがすっぽり収まってるなと、もっと言えば、イノベーター3つのフレームを実践することは、仕事の三原則を満たすことにもつながるのかもしれないなと思いました

そして、公正については、これは環境としてのルールづくりなのかもしれないと思いました。労働が出できたからこその、強制労働のような上下関係が生まれてくることのないような、内側の人たちだけではなく、外側の人たちにも開かれた、まさに公正なルールづくりが何より大切だなと思いました

これについては、イノベーター3つのフレームでは、これまでは語っていたかったのですが、パッション、仲間、大義の3つの和の外に、公正というルールの環境があってもいいのかもしれないなと、そんなことを思いました

仕事と人間の歴史からの三大原則、めちゃくちゃ目から鱗が落ちて勉強になりました

仕事って素晴らしいイノベーションなのだなと

仕事ノベーション

そんなお話をしています^ ^

参考:本: 仕事と人間  70万年のグローバル労働史  2024年3月31日 電子書籍版発行  著者 ヤン・ルカセン 訳者 塩原通緒  桃井緑美子  発行所 NHK出版

動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/kxShJRpu7R4

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