一旦離れる勇気ノベーション(1099回)

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天使の歌声、100年に1人の歌声と言われるコロラトゥーラソプラノの田中彩子さんの歌声に痺れまくったと同時に、そんな田中さんのスランプを乗り越えた方法に感動しました

曰く
"そんなとき、思い出したのが宮崎駿監督のアニメ映画『魔女の宅急便』です。主人公の小さな魔女・キキが、急にほうきで空が飛べなくなってしまったときのこと。

森の中で出会った画家の少女から、「描けなくなったときは描いて描いて描きまくる。それでも描けなかったら、描くのをやめる」という話を聞くのです。

散歩したり景色を見たり、昼寝をしたりして何もしない。そのうち急に描きたくなるんだよ、と。
私もそれを実践しました"

ここから私は思いました
1、誰にでもスランプはくる
2、一旦、離れる勇気
3、デフォルトモードネットワークの活用

コロラトゥーラとは、"旋律に細かく速い音符の連なりを用いて装飾を施し、まるで声を転がすように歌う技法"のことですが

田中さんの歌声は、まるで、鳥の囀りを聴いているような、柔らかく心地よくそして信じ難いほどの跳躍と安定と感情が込められた、本当に奇跡の声だと思いました

そんな田中さんにも、声が出なくなった時期があると知って、スランプというのは、誰にでも起きるものなのだなと、勇気を頂きました

そしてその克服方法は、魔女のキキの方法からヒントを得て、一切歌うことをやめる決断をされたということにまた驚きました

それによって、これまで触れることを忘れていた様々なものとの触れ合いをすることができるようになって、そしてしばらくして、歌を歌いたい気持ちが戻ってきて

そこから、一からトレーニングを積み重ねていくことで、これまで以上に良い声を出せるようになったというお話は、感動でした

そしてこれは、一つのスランプ脱出として、とても勉強になった気がします

以前、スランプ脱出方法として、とにかくお客様のところに行けなど、動くことの大切さをお話ししましたが

さらにそれでもダメな時、一旦、完全に離れてみる、という勇気もとても大切なのかもしれないと思いました

それはまるで、苧坂教授のお話にあったデフォルトモードネットワークを活用することにもつながるのかもしれないなと思いました

一旦、一つの考えに執着してる状況から、絵を見に行ったり散歩をしたり、全く違うことに没頭することによって

これまで使っていない脳を活性化して、これまでのいろんな考え方や意識を、一つのプールの中で攪拌されていく状態を創ると

そこから、一旦、リセットした頭で、もう一度、考えてみた時に、自分にとって目指していたことの重要性や、パッションの源や、いろんなことが掛け合わさって

新しい自分としてのモチベーションが生まれてくるのかもしれないなと、それこそ、本物のモチベーションとして、これまでの延長線上を超える、新しい方向性への意欲が出てくるのかもしれないなと

本当にパッションの源にあることならば、必ずもう一度戻ってくることになる

一旦離れる勇気ノベーション

そんなことを教えて頂きました

僕自身も、自分の声にもう一度向き合ってみたいと、一から再構築するつもりで臨んでみたいと、そんなモチベーションが湧いてきました

やはり本物はすごい

そして、本物に触れることがとても大切

そんなことも思いました

そんな話をしています

参考:本: 小学館 eBooks Coloratura 2016年9月9日 電子書籍版発行 著者 田中彩子 発行所 株式会社 小学館
参考:Wikipedia   https://ja.m.wikipedia.org/wiki/コロラトゥーラ#:~:text=コロラトゥーラ(イタリア語%3A%20coloratura),に歌う技法である%E3%80%82

動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/K9c6WCCdEbY

一旦離れる勇気ノベーション(1099回)

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