ビジネスは後からついてくるノベーション(1160回)
「食用バラ」を埼玉県深谷市で栽培するROSE LABO株式会社の社長田中綾華さんの言葉に、めちゃくちゃ共感しました
曰く
"農業界だとこの6次産業化というのは、結構ビジネスの新しい柱として今注目を浴びているんですけども
私としてはどちらかというとビジネスライクでそこで思いついたとか、そういうビジネスのノウハウがあったとか本当に全然なくって
ただ単純にバラが大好きでお客さんが大好きで、もっとこのバラをお客さんに届けたいっていう思いで、試行錯誤した結果がこの形、6次産業化になったと思います"
ここから私は思いました
1、大好きパッション
2、パッション、仲間、大義のサイクル
3、ビジネスは後からついてくる
田中さんはお祖母様がとてもバラが好きなおしゃれな方で、そこからご自身も小さい頃からバラが好きだった、ということが根本にあるように思いました
これは、パッションのポートフォリオからすると、大好きパッションが炸裂してるところから始まってるんだなとつくづく思いました
そして、それが元になって、食用のバラをみんなに喜んでもらいたいということで、育てて提供し始めたときの、お客さんの喜んでくれたことが、お客さんが大好きで、ということに込められてるのかなと思いました
これはある意味、イノベーター3つのフレームにおける、大好きパッションから、仲間とともに、お客さんが喜んでくれるという大義へのサイクルが回ったのだなと思いました
このサイクルが回ると、おそらく楽しくて、やめられなくなるのではないかと思います。それは、全然ビジネスでなくても、そのサイクルが回ったことで、とても幸せな気持ちになれるのではないかと思いました
本来のイノベーションや、新しい価値を作ることっていうのは、それだけでいいのかもしれないとも思いました
たまたまそれが、いろんな人に触れて、もっともっとということになり、ビジネスになっていく。それが本来のイノベーションの生まれ方なのではないかと、改めて思いました
大企業でなんかイノベーションやって、というのは、この幹となるパッションがないところから始めようとするので、難しいところもあるような気がします
それでも、大企業の中でも、パッションを持ってる人がいるので、そういう人に火をつけてあげる、そういうイノベーター3つのフレームの回し方もあるかと思います
田中さんが言われる通り、ビジネスをはじめから追いかける必要なんかなくて、自分が何かを創造して、誰かが喜んでくれたら、それだけで幸せなんだよなとつくづく思いました
それが沢山の人たちに喜んでもらえるようにするところまで行ったら、ビジネスにしていく、またはなっていく
ビジネスは後からついてくるノベーション
とても大切な気がしました
そんな話をしています^ ^
参考:TBS ふるさとの未来 農業界に革命を起こす注目の女社長が 6/13 https://www.tbs.co.jp/furusato_no_mirai/
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/XnC-Y37HUJM
ビジネスは後からついてくるノベーション(1160回)