アナログ回帰ノベーション(1092回)
森岡毅社長率いるマーケティングのプロフェッショナル集団刀グループの仕掛けるイマーシブ東京に未来のエンタメイノベーションを感じました
私は思いました
1、リアルゲームへの没入
2、デジタルからアナログへの回帰
3、アナログへデジタル化の進化
シャーロックホームズが大活躍するシャーロックに参加してきたのですが、まさにゲームの中に参加者と自らがリアルに没入したような不思議な感覚に陥りました
次々と様々な場所で巻き起こる事件を追いかけ、道いく登場人物の一挙手一動に耳をそばだてるという、自分自身がホームズを通して推理しながら、ドラマに巻き込まれていく
これは、ある意味、これまでリアルの世界をデジタルで表現してきたゲームの進化や、リアルの世界にデジタルがどんどん埋め込まれていくプロジェクションマッピングなどの逆をいく、デジタルからリアルへの回帰だなあと思いました
例えば、リアルの舞台演劇やミュージカル、コンサートなどには、テレビやゲームなどでは、得られない、圧倒的なアナログだからこその迫力が全然違う
そして、コロナになって、オンライン会議が当たり前になって、めちゃくちゃ効率が上がったと同時に、リアルの打ち合わせの感情的なつながりや、仲良くなりやすさなど、アナログだからこその良さも浮き彫りになってきた
そういう意味において、まさに今、リアルでアナログな舞台にどんどん巻き込まれていくような、イマーシブへの取り組みは、めちゃくちゃ面白いし、新たな可能さに溢れているなあと思いました
私が勝手に思う、ディズニーなどとの違いは、イマーシブは、一人一人がより自由ということです
デジタルゲームの中にいるように、関係のない部屋に行ってそこで何もしてなくてもいい、これまでのアトラクションは必ず次はここへ行きますとエスコートしてくれる、そんなところかと思いました
その上で、さらなるイマーシブの進化の方向としては、もしかしたら、アナログをより楽しむためのデジタル化ということが出てくるのでは?とも思いました
デジタルのゲームでは、どこかの部屋でサボってたとしても、他の部屋に何があってどんなイベントが勃発してるかということは、画面を飛ばせばすぐにわかるわけですが
アナログのリアルの場合は、他の部屋やキャストが何をしているのかは、全然わからないので、ある意味、サボってると何もわからないまま終了する、ということになります
それを支えるために、デジタルがどこでどんなことが起こってるということを、アナログの行動をサポートするような仕掛けづくりが、出てくるのではないでしょうか
それによって、よりアナログの世界が充実日してくる、イマーシブのデジタル化、これから来るような予感がしました
それはもしかしたら、エンタメ以外の他の分野でも起こるかもなと
デジタル化が叫ばれてる昨今だからこその
アナログへの回帰
アナログノベーションだなあと
そんなことを感じました
参考:イマーシブフォート東京 https://immersivefort.com
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/D1yljWnbeN0
アナログ回帰ノベーション(1092回)