やりたいけど到達できないことノベーション(1179回)
シナモンAI共同創業者の堀田創さんと、マインドセット株式会社代表取締役の李英俊さんの言葉に、とても共感しました
"すなわち、「心の底から住みたいと思えるにもかかわらず、どうすれば到達できるのかわからないような現状の外側にある世界」をゴールとして設定し、そこに圧倒的な臨場感を持ってしまったとき、人や組織の「ものの見方」は劇的に変わらざるを得ない。"
ここから私は思いました
1、パッションのポートフォリオ
2、自分軸と他人軸
3、フロー(ゾーン)
チームのモチベーションをどう高めるか?自律的な人材をどう育てるか?ということは、経営やマネジメントをされている皆様には、常にある課題かと思いますが、この一言に、全てが包含されているなと感じました
私なりに解釈すると、まずは自らのパッションのポートフォリオを意識できているか?ということがあるかと思います
忙しすぎる毎日ですので、とにかくやらなきゃいけないことに忙殺されて、私って何のために生きてるんだっけ的なことをふと思うみたいなことが私もよくありました
そんな時に、本当はこんな人生だったり、仕事だったりを歩みたいと思っていたのに的に、後の祭りになってはもったいないので、今この時に一旦立ち止まって、自らのパッションのポートフォリオが何かを3分考えてみる、ことがとても大切かと思います
その上で、やらなければならないこと、つまり、他人軸と自分軸の合わさったところが、何があるかを、考えてみる、これだけで、ずいぶん進む方向性が見えてくるし、やっぱそれだよね!的なものが見えてきたらしめたものかなと
マネージャーからすると、他人軸、つまり担当や会社のミッションやパーパスが何かをしっかり伝えた上で、自分軸とのすり合わせを、ある意味創発してもらう手助けをする、そんなことかなと
そこからさらにそれをブーストするためには、ミハイ・チクセントミハイさんの、フロー(ゾーン)への道のりを歩むまたは歩ませること、つまり、スキル習得と挑戦する度合いを、各々高めて行くことを目指してもらう、又は環境を整えることによって
没入し、自らのパッションの源に乗っかって、そして組織のミッションを到達できる、そんな理想的なモチベーション作りができるのだなあと、改めて認識させて頂きました
一言で言えば
やりたいけど到達できないことノベーション
それが、モチベーション、やる気の、秘密なのかなと
そんなことを思いました^ ^
参考:本: チームが自然に生まれ変わる 「らしさ」を極めるリーダーシップ 2021年11月16日 電子版発行 著者 李 英俊・堀田 創 発行所 ダイヤモンド社
やりたいけど到達できないことノベーション(1179回)