『NOPE/ノープ』とジョーダン・ピールの「奇妙な味」

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8/26より映画『NOPE/ノープ』が公開されます。初監督作にしてオリジナル脚本を務めた『ゲット・アウト』でアカデミー脚本賞を受賞したジョーダン・ピールの『アス』に続く監督三作目です。既に公開されているアメリカ本国では批評と興行両面で高い評価を受けています。
ジョーダン・ピール監督作といえば、これまでのところ全て社会問題――黒人差別や格差社会――をテーマとしたホラー映画です。一方で、『マッドTV!』で活躍したコメディアンらしく、語り口には常にユーモアとブラックユーモアがあり、お話は先が読めない展開を特徴としています。そして、必ず作品の世界観や観客の価値観が変わるようなオチがつきます。
ミステリのジャンルにおいて、論理的な謎解きに主眼を置かず、ストーリー展開及びキャラクターが異様であり、読後に無気味な割り切れなさを残す特色を持った作品を「奇妙な味」と呼びます。
ジョーダン・ピールが社会問題を反映させたホラーであり「奇妙な味」である作品を追求するクリエイターであることは、自身の制作会社モンキーパウ・プロダクションズの名前からも、『トワイライト・ゾーン』のリブートにノリノリで参加していることからも明白です。おそらく『NOPE/ノープ』もそのような映画になっていることでしょう。
そこで、『NOPE/ノープ』とジョーダン・ピールの作家性について語るようなニコ生を行います。
ゲストとして編集者のしまさん(https://twitter.com/shimashima90pun)をお迎えしてお送り致します。

『NOPE/ノープ』とジョーダン・ピールの「奇妙な味」

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