ボイジャー1号のトラブルが一部復旧 探査機の状態示すデータの受信に成功

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「ボイジャー1号のトラブルが一部復旧 探査機の状態示すデータの受信に成功」 アメリカ航空宇宙局(NASA)が1977年に打ち上げた惑星探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」は、2023年11月14日から読み取り不能な状態のデータを送信するトラブルを抱えていました。このトラブルについて、NASAは2024年4月4日付の公式ブログへの投稿で原因を断定したことに言及。今後の復旧に楽観的な見通しを示していましたが、同年4月22日付のブログへの投稿にて、ボイジャー1号から探査機の状態に関するデータが正常に送信されていることを確認したと発表しました。NASAは今はまだ送信できていない科学データについても、エンジニアチームが今後数週間以内に送信を再開できるような修正を行うと述べています。NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」は、予定されていた木星と土星の探査を終えた後も、太陽系外縁部に関する貴重な科学観測データを送信し続けています。深宇宙に新たな探査機を送ることは費用も時間もかかるため、ボイジャー1号をできるだけ長く運用させる努力が続けられているのです。

ボイジャー1号のトラブルが一部復旧 探査機の状態示すデータの受信に成功

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ESAがスペインの民間宇宙企業PLD Spaceへ資金提供 Miura 5ロケットの開発に利用
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