Yoga Sutra of Patanjali 1.3 | True Nature こころの姿1

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このスートラの鍵となるのが、sva rupe sva, 自分自身の、rupa 姿/形。この言葉は、英語でTrue Natureと訳されることがあります。
私が私だと認識している私をひとつずつ手放していったときに、意識の鏡に映し出される私の姿、それを見ている存在が Drasta です。
心が静まった状態のとき、私は「見ている存在」に留まることができると解釈されます。
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ヨーガ・スートラ第1章 3節

1.3. Tadā draṣṭuḥ svarūpe'vasthānam.
Tadā draṣṭuḥ svarūpe-avasthānam.
そのとき、人は、本来の自分自身の姿に留まることができます。
sva : own, self 私の
rūpa : form, shape 姿・かたち
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押さえつけるようにコントロールすることではなく、私が私だと認識しているそのセルフイメージをいまいちど明らかにして、そこから少しずつ距離を取っていうこと。それは未知なるものを達成することではなく、内側にある、曇りのない、集中した状態、静寂とともにある本来の自分自身の姿を見ていくことにつながります。

Yoga Sutra of Patanjali 1.3 | True Nature こころの姿1

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Yoga Sutra of Patanjali 1.3 | True Nature こころの姿1
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