#012 “さん”付け呼称と“下方向ブランディング”の時代

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速水健朗&おぐらりゅうじ、二人の編集者・ライターがメディア全般、社会的な出来事、ネットの事件、カルチャーなどについて、あれこれ語り合うポッドキャストオンリーの時事放談番組。ほぼ毎週配信中。
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【概要】 人名に限らず、何にでも“さん”付けがされる昨今の風潮。例えば「ダウンタウンさん」「ミュージックステーションさん」に「ドナルド・トランプさん」といった具合。当人たちは、庶民のレベルに下りてくることで支持されることを望んでいたのか? 一方、高級ブランドのグッチやバレンシアには“さん”付けを寄せつけないブランディングが存在する。また「ファミマ」や「ドリカム」のように親しみやすい略称が定着するとき、略す主体が誰なのかを問う。

【キーワード】 テレビに没入したくない/街頭インタビューで中高生が芸人のコンビ名を「さん」付けで呼んでいた/芸人の大衆化と親近感マーケティング/業界内のコミュニケーションが視聴者にも及んでいる/テレビ朝日さんのミュージックステーションさんに出させていただきます/人間関係において摩擦を生まないための防御策/人名を呼び捨てにすることに不快感を持つ人たち/ラジオの曲紹介で「ブルーノ・マーズさん」と言うのか/太宰と春樹/ピッチ上で呼ぶ名前は機能/「カリスマ店員」という語義矛盾/高級ブランドは庶民のところに下りてはいけない/バンド名の略称を本人に名乗ってほしくない

速水健朗(主にライター)
twitter.com/gotanda6
メディア、文学、都市、音楽など。UOMO、pen online、日経新聞などのメディアで連載中。文化系トークラジオLIFE(TBSラジオ)。TOKYO SLOW NEWS(TOKYO FM)元パーソナリティ。著書『ラーメンと愛国』『東京どこに住む』『フード左翼とフード右翼』

おぐらりゅうじ(編集者)
twitter.com/oguraryuji
1980年生まれ、埼玉県出身。雑誌「TV Bros.」編集部を経て、フリーランスとして編集、ライター、構成作家。映画『みうらじゅん&いとうせいこう ザ・スライドショーがやって来る!「レジェンド仲良し」の秘密』構成・監督、テレビ東京『「ゴッドタン」完全読本』監修。片桐仁、マキタスポーツ、山内マリコ、川田十夢、鈴木涼美などの書籍を担当。J-WAVE『INNOVATION WORLD』を拠点に、AR三兄弟・ラブレターズ・男性ブランコ・マツモトクラブ・ワクサカソウヘイ・藤原麻里菜と「テクノコント」のメンバーとしても活動。
編集スタッフ:丁省吾
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ロゴデザイン:山﨑健太郎(NO DESIGN)
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