Yoga Sutra of Patanjali 1.4 | Misidentification こころの姿2

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前回のエピソードで、「意識の鏡」という表現をしました。この意識の鏡には、歪みなければ色もなく、わたしを、それ以上にもそれ以下にも映し出すことがありません。この意識は、自意識のようなちいさなものではなく、サンスクリット語でCHIT、意識の根源、大いなる意識のことで、英語でPURE AWARENESSと訳されたり INNERMOST SELFなどと訳されます。
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パタンジャリのヨーガ・スートラ 
1.4 Vṛttisārūpyamitaratra.
Vṛtti-sārūpyam-itaratra.

こころが穏やかでないとき、人は、変化するこころと本当の自分自身を混同します。
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このスートラの鍵となるのが、Sarupyamという言葉です。
前回のエピソードに登場した「rupa」 姿かたちを意味する言葉。そのrupaの頭に 「一緒に」を意味する「sa」がついいて、印象が形作られた状態を意味しています。どんな印象かというと、このスートラでは、Vrtti 移ろいゆくこころ、変化するマインドがもたらす印象のことです。それらとわたし自身を混同して取り違えているという意味になります。

Yoga Sutra of Patanjali 1.4 | Misidentification こころの姿2

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Yoga Sutra of Patanjali 1.4 | Misidentification こころの姿2
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