EP#41 普段よく使う「真逆」ということば。比較的、最近使われだしたということ、ご存知ですか?

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「真っ赤」「真っ白」など色に付く「真」には、交じり気のないという意味があります。「真心」「真っ正直」「真人間」「真面目」だと、嘘偽りのない、完全という意味になります。「真四角」「真横」だと、正確な、ピッタリでずれていないという意味です。「真」が付くことばは、思いのほか多いことに気づきます。

「正反対」の意味で「まぎゃく(真逆)」ということばが使われ始めたのは、2002、03年頃からなのです。2004年の流行語大賞の候補にもなりました。比較的新しいことばだということがわかると思います。
文化庁の2011年度世論調査でも「真逆」を使う人は2割程度でした。いまは、違和感なく普通に使われていることばになっています。

ことばの変化の速さが、「真逆」ということばからうかがえます。

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