004.映画「コーダ（CODA）あいのうた」（2021年）～この愛はなんなのだろうか。歌声は心を震わせた～

「コーダ（CODA）あいのうた」
（2021年公開） 第94回アカデミー作品賞 タイトルのCODAとは、Child of Deaf Adultsの略で、日本語訳は「ろう者の親を持つ子ども」という意味 
【あらすじ】 3時という早朝に起きて、船に乗り込み家族が営む漁を手伝う、高校生のルビーロッシ。父フランク、兄レオ、母ジャッキー、3人とも耳が聞こえないため、通訳係を務めなくてはならない。家族は、ルビーに依存している。そんなルビーには歌の才能があり、それを見抜いた先生によって開花する。名門音楽大学を先生に勧められルビーもその夢に向かって歩みだすが、唯一の健聴者である。ルビーなしの生活が考えられない家族は家業が優先という事で反対するが・・。 
【注目ポイント5】 個性豊かな家族（下ネタ好きで頑固な父。明るいがちょっと抜けている母。喧嘩っ早く、女の子が好きで妹思いの兄） やりたいことをやるための勇気 子どもはベイビーじゃない。もう大人だ。 歌声。家族には聞こえないが、魂は聞こえる。「大事なのは大声で何を伝えられるか」 手話表現の豊かさ 
【注目】 手話の身振り。そして表情 CODAは、先に手話をみにつける人が多い。”ルビーの本心は音声言語ではなく手話でこそ語られる” 

【キャスト】 ルビー・ロッシ - エミリア・ジョーンズ フランク・ロッシ - トロイ・コッツァー レオ・ロッシ - ダニエル・デュラント ジャッキー・ロッシ - マーリー・マトリン ベルナルド・ヴィラロボス / V先生 - エウヘニオ・デルベス マイルズ - フェルディア・ウォルシュ＝ピーロ ガーティー - エイミー・フォーサイス ブレディ - ケヴィン・チャップマン

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