【A123】イメージとしての都市

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【A123】イメージとしての都市 時間:108分 音質:3 ジャンル:情況 講演日時:1989年11月12日 主催:ことばをひらく会 場所:尼崎市 つかしん 収載書誌:産経新聞社「正論」90年4月号・5月号 音源について 1985年に西武グループによって 開発されたショッピングセンター 「つかしん」のイベントの講演。 イベントは2部構成となっており、 第1部は吉本隆明の講演、 第2部は笠原芳光氏との対談。 客席録音だが比較的クリア。 講演より イメージは、かつては力でなく 空想に過ぎませんでした。 「金もないのにそんなこと思ったってしかたないじゃないか」 ということでした。 政府がやれば、自治体がやれば、大資本がやれば、 それでペチャンコじゃないかと思われていました。 かつてはそうでしたが、われわれの段階では そうではないのです。 「完結したイメージを持つことができる」 ということは、それだけで 実現可能性を持った力だという段階に 現在は達しているんです。 都市を構想することはできる、ということなんです。 逆に、都市をつくるものは、 万人が持っているイメージを無視することはできないと 思います。実際には、大資本でも、国家でも、 地方自治体でも、誰がやってもいいんです。ただし 「あんたたちのイデオロギーを、理想の人工都市のなかで 自己主張してもらっては困りますよ」 というチェックを、それぞれがやればいいと思うんです。 大事なことは、それぞれの人が、 理想の人工都市を自分のイメージで ちゃんとこしらえることです。 自分なりに完成したイメージを われわれが持っているならば、 誰もそれを無視することはできないと僕は思います。 この講演のテキストを読む

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