【A031】〈戦後〉経済の思想的批判

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【A031】〈戦後〉経済の思想的批判 時間:76分 音質:2 ジャンル:思想 講演日時:1974年6月18日 主催:共産主義者同盟 場所:日比谷公会堂ホール 収載書誌:蒼氓社「自立と日常」(1974年) 音源について 客席から録音されたもので 会場内の騒音などが入っており、 音質はよくない。 講演より 戦後の日本の政治支配者は、 近代化して落ちこぼれてきた農業を、 高度成長政策による重工業の方に転化していくことで 問題が解決されるかのごとく 経済問題を考えてきたと思います。 しかし、農業が全面的に依存している土地というものの 〈自然性〉と〈人為性〉の矛盾という問題が よく解かれない限りは、農業問題は決して 解決されないということが本当はいえるのです。 そして、第一次高度成長を経た60年安保闘争後、 政治国家は変わっても 〈経済共同体としての国家〉は 資本主義であろうと社会主義であろうと不変である という〈経済共同体〉的な考え方が出てきました。 この両極端──さまよえる農業問題と 経済共同体的な経済現象──に、 現在の経済思想的問題は集約されると 考えることができます。 この講演のテキストを読む

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