【A140】芥川における反復概念

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【A140】芥川における反復概念 時間:94分 音質:3 ジャンル:文学 講演日時:1992年4月16日 主催:神奈川近代文学館/神奈川文学振興会 後援:日本近代文学館 場所:神奈川県立音楽堂 収載書誌:コスモの本『愛する作家たち』(1994年) 音源について 芥川龍之介の生誕100年を記念して 神奈川近代文学館で開かれた 「芥川龍之介展」での記念講演会。 音源は主催者から提供を受けたもので クリアに収録されている。 講演より 芥川の作品を読み返して改めて感じたことは、 芥川が漱石の影響を被っている度合いは とても大きいんだなあということでした。 変ないい方をしますと、芥川という人は 「漱石に魅せられた生涯と文学」だなということを 強く感じました。 乳幼児期の不幸な生い立ちという点で、漱石と芥川は たいへんよく似ていて、 たいへんよく似た気にしかたをしています。 芥川は閲歴についても、作品についても、 漱石という偉大な師を生涯の反復概念の手本にすることを いつでも意識していたと思えてしかたないのです。 そう意識しながら、 そこからどうやって出て行こうかということが、 芥川にとってとても重要な問題になったんだと 思われてならないところがあります。

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