ep24-3 「読んでいない本について堂々と語る方法」(ピエール・バイヤールさん)

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三回目の今回は余談回です。
第二回の最後では、「教養とは、全体の中での自分の立ち位置・方向性を分かっていて、自分の考えを述べることができること」という著者のピエール・バイヤールさんのメッセージを紹介しました。
このメッセージに対して、星野がとても共感するところがあり、全体の中で自分の立ち位置・方向性をとらえることの大切さを語らせていただきます。
 ・シードプランターシードプランター(種を植える人)は、ネイティブアメリカンの部族のチームビルディングの手法です。シードプランターでは、まずは自分で自分を感じ力を取り戻します。そして自分の好きなこと・得意なことを自覚していきます。自分だけでは見つけられない場合もあるので、他者の意見も聞きます。ただし、これだけだと、チームビルディングにはならないので、最後に自分が何を伸ばしていきたいかをチームの中に共有します。
この過程が重要だと星野は考えています。昨今キャリアを考えていくときに、自分の一番好きなこと・得意なことを大事にしようとは言われがちです。しかし、それらが周囲に求められていなかったり、それらで稼ぐことができなかったりすることがあります。チーム・組織など全体の中で自分の好きなこと・得意なことをとらえ、伸ばしていく方向を定めるのは大事なのではないかと思います。 
最新の知識・スキルだけが必ずしも正しいというわけではなく、古くからの知の集積もこの現代に必要かもしれません。
こうした手法は、現代の大人・子どもにとっても大事なソーシャルスキルになってくるのではないかと星野は考えており、シードプランターについて深く勉強していきたいなあと思っています。
いかがでしたでしょうか。ご自身でも読まれた方はぜひ感想をお寄せください!

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