21-1「自分の中に毒を持て(岡本太郎さん)」

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21冊目に扱うのは、20世紀末に書かれた「自分の中に毒を持て」。
太陽の塔などで知られる芸術家、岡本太郎さんの著書です。
バブル期の1993年に書かれ、2017年に改訂版が出ました。
累計50万部と、時代を越えて非常に多くの方に読まれています。
アワノさんが新卒で最初に勤めた会社は渋谷にオフィスがあり、
東急渋谷駅の連絡通路に展示されている「明日の神話」の横を何度も通ったことがあるとか。
今回「自分の中に毒を持て」を読み、改めて岡本太郎さんの存在に出会いました。
岡本太郎さんの人物像を知るために、いくつか他の本にも目を通しています。
パートナーである岡本敏子さんと糸井重里さんとの対談や、
瀬戸内寂聴さんによる回想談などが興味深い内容だったようです。
特筆すべきエピソードとして、岡本太郎さんが育った家庭環境が挙げられています。
著名なマンガ家の父親と小説家の母親のもとに生まれましたが、
家には両親プラス母親の愛人(時には複数人)も同居していたとか。
岡本太郎さんの悲観的な結婚観、博愛的な人間観、独特な作風は、
そうした家庭環境から影響を受けているのかもしれません。
今回は、アワノさんが読みながら気になったことや感じたことを3つ挙げ、
内容についてお話していきます
・自分らしく生きるのではなく、人間らしく生きろ
・芸術の三原則「キレイであってはいけない」「うまくあってはいけない」「心地よくあってはいけない」
・アンチMVV
次回、その中身について解説していきます。
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