Vol.1前編 鳥羽和久さん『親子の手帖』
「読みながら考える」ことを目標としており、二人で話すこと、それを聞いてもらうことで考えを広げたり、深めたりするポッドキャスト
ともに30代前半の精神科医と国語教師が、1冊の本を取り上げて、それについて考えたことを話し合います
Vol.1で取り上げたのは鳥羽和久さんの『親子の手帖』(鳥影社、2018年)です。
今回のエピソードの中では、「自律のアンビヴァレント」「『今ここ』という契機」「マインドフルネス」「システムズアプローチと心的因果論の限界」などについて考えています。
以下に書誌情報を転載しておきます。
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鳥羽和久(著/文)
発行:鳥影社
四六判
208ページ
定価 1,200円+税
ISBN9784862656629
まえがき
第1章 私の不安を知ることで、子育ては変わる
1 親の不安は子に伝播する
2 親の言うことを聞かない子ども
3 子どもの叱り方
4 管理される子どもたち
5 全部、僕のせいなの?
6 放っておけない親
第2章 親はこうして、子をコントロールする
1 成功体験は危ない⁉
2 ある母と娘との電話
3 親はこうして子をコントロールする
4 カンニングをする子どもたち
5 幻想の共同体、母と娘
6 記念受験の虚実
7 なぜ偏差値の高い学校を目指すのか
8 小中学受験と親
9 葛藤との向き合い方
10 受験直前の子どもとの付き合い方
第3章 苦しむ子どもたちと、そのとき大人ができること
1 学力と差別の問題
2 身近になった障害
3 「勉強ができない」と下を向かなくてもいい
4 LD(学習障害)の子どもの将来
5 発達障害の子どもと夫婦の問題
6 良い父親
7 良い母親
8 家庭でも学校でもない、第三の居場所の必要性
9 子どものいじめと大人の接し方
第4章 子どもの未来のために
1 大人になるということ
2 子育てに熱中すること、子育てから逃避すること
3 理解のある親と子どもの精神
4 親にとって子育てとは
あとがき
Vol.1前編 鳥羽和久さん『親子の手帖』