vol.9① 鳥羽和久さん『親子の手帖 増補版』 

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「読みながら考える」ことを目標としており、二人で話すこと、それを聞いてもらうことで考えを広げたり、深めたりするポッドキャスト
ともに30代前半の精神科医と国語教師が、1冊の本を取り上げて、それについて考えたことを話し合います。
今回は、鳥羽和久さん『親子の手帖』(2021,鳥影社)を取り上げ、次のような話題について話しています。


00:00:00
吉田はどういう風に読んでみたか
大人が子どもの問題と自分の問題を切り分けることについて、鳥羽さんはどのように関わっているかという関心

それぞれのエピソードにおける著者の立ち位置観察者として、対話者として
子どもとの対話者として出てくるエピソードの面白さ

00:05:51
@yutomsm が読んで感じた、オリジナル版との印象の違い
自分の、この本の読み方が変わった
医者の立場として「外」から読んでいた、その立ち位置が変わった
その「場」に肉薄して読めた
観察者として書かれているエピソードの読み方が変わった
「筆者が自分に語りかけている」ように読むことができた

「ものを読むこと」についての成長があった筆者の意図通りに読むことができるようになった
「親に語りかける部分」が浮かび上がるように読めた

00:12:58
不安を聞いている側は、キツくならないか
そのような仕事をどうやって続けているのか
方法論によって解決するのではなく、自分のキツさにも向き合いつつ、子どもにも向き合い続ける姿勢
そのときに自分の利己性に向き合うのは難しい
『親子の手帖』については、自分の個人的なことを、思っていながら、しかしそれを語らないでこの本は書かれているところの凄さ
自分のキツさにどう対処しているかは隠れている


今回のエピソードは、まず全編を公開したのち、来週から同じものを話題ごとに数十分で区切ったエピソードを公開しています。
2時間一気に、あるいはゆっくりとBGMのように聴いてしまいたい方はぜひすでに公開している「全編」というエピソードをご試聴ください。
分けてお聞きになりたい方は、今週から数週間にわたって、原則的に毎週土曜日に更新していきますので、そちらをお楽しみください。

vol.9① 鳥羽和久さん『親子の手帖 増補版』 

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vol.9① 鳥羽和久さん『親子の手帖 増補版』 
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