読者を感動させたいっ…! そんな時こそ「良いセリフ」ではなく「良い感情」を描くべき理由とは #79

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漫画を描くなら、きっと誰もが「人の心を揺さぶるセリフ」を書きたいと思うでしょうし、それが第一話となるなら尚更でしょう。

ただ、セリフから漫画をつくってしまうと、逆に「カッコいいこと」「感動的なこと」を言おうと意識しすぎてしまい、どこかから借りてきたようなテキストになってしまいがちに。

読者からも、説明的なセリフ、言わされてるセリフ、と思われてしまうかもしれません。

だからこそ、あらためて意識したいのが、漫画は「感情」を伝えるものであること。セリフはむしろ添えるだけ、ぐらいに捉えるぐらいが丁度いいのかもしれません。

テキストとしての「いいセリフ」より、描きがいのある「いい感情」を描くこと。そこに少しの「インパクト」を乗せて伝えること。

それが読者の心をノックするようなセリフにつながるのではないでしょうか。

名作の名セリフも、テキストだけ抜き出してみたら普通、それどころかちょっとダサいぐらいのこと言ってるのでは……? という視点からも、ぜひ考えてみてください!

読者を感動させたいっ…! そんな時こそ「良いセリフ」ではなく「良い感情」を描くべき理由とは #79

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