感情が描けないかも……と悩んだら。読者に感情を想像させる「興味共感型」の描き方・演出とは #113

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主人公の気持ちを読者も同じように味わう「共感型」。主人公を眺める・主人公がどんな気持ちなんだろうと想像して楽しむ「興味型」。そしてその中間にある「興味共感型」。

感情を描け!と言われると、どうしても共感型のような描き方・演出を考えてしまいますが、主人公の感情を受け取っているという点では、興味型も感情を描いていると言えます。

さらに、作品内での感情表現を楽しんでもらいつつ、真の感情は描かないという手法も。普段は表面的な感情しか描かず、大事な感情を描かない・深い感情は隠しておくことで、より感情の面白さが引き立ちます。興味共感型の一種で、ラブコメなどと相性が良さそうです。

漫画は、決して1つのヒットの方程式が全てではないですし、全員に共通の正解があるわけでもありません。だからこそ、描くべき方向やキャラに迷った際は、自分が漫画を描くうえでの根源的なエネルギーやモチベーションのタイプに、描き方・演出のタイプと組み合わせて「描きたい漫画」を考えてみるのはいかがでしょうか!

感情が描けないかも……と悩んだら。読者に感情を想像させる「興味共感型」の描き方・演出とは #113

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感情が描けないかも……と悩んだら。読者に感情を想像させる「興味共感型」の描き方・演出とは #113
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