他の誰かでは代替できない! どれだけ普通な設定でも、唯一無二な存在となる主人公の創り方 #119

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プロ漫画家を目指す方の作品に対して最近よく感じてしまうのが、主人公の「唯一性」が物足りないかもしれないという点。等身大で普通な主人公を描こうとするあまり、他の誰であってもいいようなキャラになっていませんか?

「派手なキャラではなく、普通の人物たちが紡ぐ物語を描きたい」という気持ちや、「主人公は何かの日本一でないとダメ!」みたいなセオリーに対する反発心から、必要以上に個性を消そうとしてしまっているのかもしれません。

しかし、どれだけ平凡な人物設定であっても、そのキャラに主人公としてのカメラをあてた理由はきっとあるはずです。それ自体はどんなに些細なものでもかまいません。大切なのは、隣の誰かではなく、そのキャラを主人公として描こうと絞り込んでいった根本の感情です。

漫画とは感情を描くエンタメであり、作者の描きたい感情が一番映えるキャラを主人公とする。そうすることで、主人公としての唯一性も出てくることでしょう。逆に、描きたい感情が伝わってこないからこそ、「なぜこの主人公なのだろう」と読者は感じてしまうのかもしれません。

そんな主人公の唯一性の有無の重要性について、今回はしっかりとお話していきます!

他の誰かでは代替できない! どれだけ普通な設定でも、唯一無二な存在となる主人公の創り方 #119

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