No.36:「教育職の楽しさ」をざっくばらんに語る

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喜び、楽しみ、やる気、これらの幸福感を与える物質が「幸せホルモン」と呼ばれるもの。
代表的な幸せホルモンはセロトニン、オキシトシン、ドーパミンです。
①セロトニン
自律神経を整える神経伝達物質。交感神経と副交感神経のバランスが整うと精神が安定し、気分の浮き沈みが少なくなり、ストレスやイライラも軽減されます。セロトニンを増やすためには原料となるトリプトファンを摂取すること。トリプトファンは大豆の大豆タンパクや乳製品のカゼインに多く含まれています。また、日中にお散歩をして太陽の光を浴びることです。1日15~30分程度日光をあびることが良いようです。
②オキシトシン
幸福感、社交性、不安や恐怖を和らげる効果があると言われています。もともとは出産・育児の際に分泌され、母子間の触れ合いで生まれるホルモンと言われていましたが、研究が進んで今では母子間以外のスキンシップでも分泌されることがわかっています。オキシトシンを増やすためにはスキンシップで分泌が促されます。これによって恋愛ホルモン、抱擁ホルモンなどともいわれています。直接触れなくても家族との団欒や心を許せる友人との食事や会話、ペットとの触れ合いも効果的です。また、思いやりホルモンともいわれ、相手を思いやって何かを分け与えたり助けたりすることによってもオキシトシンは分泌されます。つまり相手を思いやってスキンシップをするマッサージって、受けている側以上に施術している側の方がオキシトシンが分泌されているってことですよね。
③ドーパミン
生きるために必要なやる気を促し、幸福感をアップさせるホルモンです。仕事や学習に必要な情報を一時的に記憶・処理する能力の「ワーキングメモリー」にもドーパミンは影響を与えているので、学習能力や仕事能率のアップも期待できます。ドーパミンの増やし方は原料のチロシンを多く摂取すること。チロシンが含まれているものはチーズや大豆食品。また、小さな目標やタスクを達成することでもドーパミンは分泌されます。つまり仕事や学習をやる気を持って行えば目標が達成されてドーパミンが分泌され、それによってやる気も出て効率も上がり、また目標を達成して・・・・つまりこれはドーパミンの無限スパイラル!!

ちなみに分泌されるセロトニンの9割は腸で生成されています。
ということは腸活って大事ですよね。詳しくは「生物をざっくり紹介するラジオ ~ぶつざくⅡ~」第23話乳酸菌をご視聴ください。
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