011.原始反射と子どもの発達 Part.3「ATNR&STNR」非対称性緊張性頸反射・対称性緊張性頸反射

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「原始反射の残存と発達促進につながる運動」

神経学的には、歩き出すことで原始反射は消失するとされていますが、統合の時期には個人差があります。

目と手の協応に関わるATNRが残存していると、ボール遊びやスキップ、縄跳びなどの身体の協調性を必要とする運動に困難さが観られます。

神経発達症の診断を受けているお子さんの50-70%に協調運動障害があるというデータがあるため、シンプルな運動で原始反射を統合に導くことが発達促進につながります。


寝返りや四つ這いと関わる「ATNR・STNR」の動きの困難さを協調運動「クロス・クロール」を用いてなめらかにすることを推奨します。

反射的な挙動は、障害ではなく脳の使い方の特性や、運動の経験不足であると私は考えています。

脳の活性化を促す運動を用いて、シナプスをつなげていくことで、発達の土台づくりができるため、発達課題に応じた運動提案が重要となります。


水野さんのように「股関節脱臼」があり、装具をつけていたことで、動きが阻害されるケースもあり、運動の苦手意識につながることもあります。

姿勢観察を通じて、言葉にしづらい本人の困り感を読み解き、未発達な反射を統合に結び付ける運動療育支援は、心身に優しいアプローチといえます。

 

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