番外編 eVTOLの型式証明ニュースアップデート！JobyやARCHER、FAAやJCABの最新の動きとは？　Joby Airworthiness Criteria編【eVTOLラジオ】#44

空の移動をもっと身近にしたいと思ってしまった4人のパパたち&1人のリケジョが、夜な夜なこっそり繰り広げる、eVTOL(=空飛ぶクルマ)に対する興味、好奇心、社会実装への情熱を語り合うラジオです。前回に引き続きeVTOLの型式証明に関する進捗最新状況のアップデート、JobyのAirworthiness Criteriaの最終版の内容を更に詳しく解説します。「ウマ」の手続き！Part 21.17(b)に基づく機体独自の型式証明の基準の最終版！約２年間募集されたのパブリックコメントの内容とは？それを受けてFAAはどう返した？Jobyの事業への影響は？パブコメで変わった箇所は想定の範囲内？Jobyは想定通りで元のスケジュールに影響なしとコメント？パブリックコメントは個人も団体も匿名も提出可能？EASAもリリウムもJCABも？そしてあっきーも実は匿名で？全ての問いにアンサーを！延々80ページに及ぶFAAの回答とそこに語られるFAAの意思とは！機体に関するクライテリアが書かれたAircraft-Level Requirements！構成はPart 23とほぼ同じ？そこに加わる回転翼機の要求Part 27の要素とPowered Lift独自の新たな要求？他にも、Subpart H Electric Engine RequirementsのPart 33ベースのモーターに関する要求や、Subpart I Propeller RequirementsのPart35ベースのプロペラに関する要求も。一番の特徴は機体、モーター、プロペラの設計基準が一つ？全部一つの基準で型式証明を取る？つまりJoby屋のラーメンのマリアージュ？チャーシュー単品も替え玉もメンマのせも駄目っすか大将？追加されたカテゴリー、Increased PerformanceとEssential Performanceとは？ヘリコプターでいうCategory AとCategory B？片方のエンジンが止まってもとびつづけられる？業界関係者（少数）にはサプライズ？！EASA eVTOL用設計基準のSC VTOLにある、Category EnhancedとCategory Basicによく似ている？EASAの場合は旅客輸送するならCategory Enhancedで取らなきゃダメ？実際の運航ではIncreasedとEssentialをどう区別？ハードルを上げすぎないことで早期の社会実装を狙って実行性を取るFAAとヨーロッパの原理原則主義の違い？ヘリコプターでもCategory AとCategory Bの着陸場の規則はない？パイロットの判断や建物側の要求で決まる？旅客輸送で期待されるeVTOLのオペレーション？…などなど。ショート編3話では終わりそうにない！内容盛りだくさんの型式証明の最新ニュースをお届けします！eVTOLラジオへのメッセージはこちらからhttps://forms.gle/mib37UcseFvpzyGa8参考リンク■Joby:Shareholder Letter 4Q 2023https://d1io3yog0oux5.cloudfront.net/_9c16092cd9aa2d9f8aafc067df430ccc/jobyaviation/db/1111/9824/file/Joby-Q4-2023-Report-Final.pdf■ARCHER: Q4 & FY 2023 Shareholder Letterhttps://investors.archer.com/files/doc_financials/2023/q4/Shareholder-Letter-Q423-FINAL.pdf■Aircurrent:https://theaircurrent.com/aircraft-development/getting-real-with-archer-aviation-on-evtol-certification/https://theaircurrent.com/tac-explains/tac-explains-what-is-conformity-in-aircraft-certification/■eVTOLラジオ 型式証明シリーズhttps://open.spotify.com/episode/1Vgcs1j4R4IK3tMHOjb9dx?si=649ebcfbf9af4753SNSリンク■X/旧Twitter https://twitter.com/evtolradio