徳川幕府の初期、厳しくキリシタンを弾圧した役人が、現れた幻士に惑わされ、運命を翻弄されます。田中貢太朗は幅広い分野で作品を発表しましたが、なかでも大いに筆をふるった怪談奇談の代表的な短編です。
田中貢太朗 「切支丹転び」